前回のブログから2か月が経過しました。今は外来診療日が原則として第一月曜日なので、11月7日と12月5日に採血、主治医の診断を受けました。血小板の値が少々低めではあるが、血液状態は良好で全く問題はなし。体調も良く、多少の浮腫みと皮膚(特に頭皮)の乾燥がある程度。
11月には残念ながら先のブログでホスピスを検討していると言っていた友人が逝き、一か月の間に本当に大事な親友を二人も亡くしてしまいました。自分の移植後の経過が極めて順調な一方での友人たちの不幸、耐えきれないほど寂しいです・・・・・。
11月には3週間ほど蓼科で過ごし、12月始めに東京に戻りました。今年は早めに雪が降りて11月半ば過ぎには八ヶ岳が真っ白になりました。例年は冬でも月に一度は山(蓼科)で過ごしていましたが、この冬は術後でもあるし寒くなりそうなので暫くは東京にいるつもりです。身体を冷やしてはいけないとのことで暖房器具、寝具類も新しいものに取りかえたり、靴下も保温性の良いものを選んで、寝る時には昔ながらのゴム製の湯たんぽまで用意・使用することにしています。特に湯たんぽ(90度くらいのお湯を使用)は足から身体全体が温まり、大層な優れものであることを再認識しています。本人は体調が良いのであまり気にかけずにいるのですが、妻が色々と気遣ってくれて我が身体は少々過保護状態かもしれません。とは言え、造血幹細胞の移植手術という大仕事を耐え抜いてくれた身体ですからいくら大事にしても大事にし過ぎるということはないのかもしれませんがね。
1月12日に退院して1年が経ちました。毎日朝と晩に血圧、体温、体重測定を続けています。体重は着実に増えてきて今では約56キロになり、しわだらけの身体が見るに耐えられる様になって来ました。血圧も薬を飲むこともなく正常値を維持していますし、体温も安定しています。食欲も旺盛で、妻が“少し食べ過ぎではないかしら。控えめにしておいた方がよいのでは?”と言っています。本当に元気でいられることの有難さを実感しています。
ありがとうございます!