鍼灸師のamicaです。
週2でブログを書いていこうと決めたのに。。あっという間に1週間がすぎてしまう。。
完全主義はやめて、かける時に書こう。。で、いいですよね。
先日、現在受けている栄養学の授業で初めて「エクオール」っていう単語を初めて聞きました。(その時は「フェムテック」という言葉も出てきたのですが・・・そのお話はまた今度)
どっちも何やら初めての単語で興味が湧いたのでちょっと調べてみることにしました。。。
「エクオール」
ちょっとわかりづらいけど大豆です!
「エクオール」は簡単にいうと大豆を食べた時に体の中で作られる物質のようです。
なんか物質って言葉、めっちゃかたい感じですね。。。
大豆や大豆製品を食べた時に、腸内で大豆イソフラボンの一種が腸内細菌の力を借りて代謝され「エクオール」って物質に変化するそうなのです。
大豆は実はスーパーフード!!
畑の肉!と呼ばれるほど、タンパク質と脂質が豊富だし、実は、ビタミン、ミネラルも多くって五大栄養素が全てバランスよく含まれているのだそうです。
たんぱく質は、必須アミノ酸の含有比率を評価したアミノ酸スコアは最大値である100なので、No.1だし、脂質もリノール酸やリノレン酸といった必須脂肪酸が比較的多く含まれているです。
そのほかには、マグネシウム、亜鉛、カルシウム、カリウム、鉄、ビタミンE、ビタミンB群などなどが含まれているのです。
ちなみに、大豆イソフラボンは、大豆に含まれる微量成分の1つなのですが、人の体には必須の栄養素ではされていないのですが、化学構造が女性ホルモン(エストロゲン)と似ているので、エストロゲンと似たような作用を発揮してくれます。健康保健用食品(トクホ)としていろいろ食品に含有されれているので、聞き馴染みのある方も多いかも。。
トクホのマーク
さらに、大豆イソフラボンは有名ですが、大豆イソフラボンを摂取しても効果が感じられる人、感じられない人といるようで、その原因がこの「エクオール」が作れるか作れないかが原因と考えられてもいるそうです。
ちなみに!!!! エクオールって腸内環境に左右されるそうで、日本人の2人に1人はエクオールを作れないそうな。。。。
ということで、エクオールは、大切なホルモン「エストロゲン」とよく似た働きをしてくれる成分で、現在わかっている作用としては、
- 女性ホルモンに似た働きをする「エストロゲン様作用」
- エストロゲンが過剰な時にその作用を抑える「抗エストロゲン作用」
- 男性ホルモン アンドロゲンの働きを抑える「抗アンドロゲン作用」
- 体をさびさせない「抗酸化作用」
などが認められているそうです。
エクオールの効果
特に、エストロゲン様作用は大豆イソフラボンより強いらしく、本当にエストロゲンに構造が似ているそうで、エクオールに期待できる効果がたくさん。
閉経後の女性はエストロゲンの全体分泌量が減ってしまうため、更年期障害や骨粗しょう症といったエストロゲン減少による影響が出てくることが多いのですが、このエクオールは、これらの症状に対して効果的なんだそう。
- 更年期症状の改善
- 抗酸化作用
- 骨粗しょう症予防
- 血管内皮作用
- メタボ予防
- 皮膚老化の予防
- 脂質代謝改善
- 前立腺への作用
ということで、女性だけでなく、実は男性にも効果があるようです。
この「エクオール」自分で作れているのかどうかをチェックできる「ソイチェック」というものがあるので、人体実験としてまずは自分の体質がどういうものなのか試してみる予定です。試したらまたご報告します。
ではではまた。







