年末になって体験レッスンに来たきょうだいがいた。
つい最近とあるコンクールに出て思う結果が出ずやさぐれていた、楽しくレッスンしてもらえる教室を探している、とのことだったので、コンクールは卒業して趣味に傾けたいという意向なのかと思った。
しかし、会ってみると、それは一種のマウンティングのようなものだったことが分かった。
「コンクールに出た!すごいでしょ?!」
「ウチのピアノはC3(ヤマハのグランドピアノ)、すごいでしょ?!」
「幼児からきょうだいで『東京のピアノ教室』に通っていたの!すごいでしょ?!」
「上の子は学校で合唱の伴奏も挑戦したの!すごいでしょ?!」
これを手を変え品を変え『母親が』饒舌に語る。
ごきょうだいは死んだ魚の目で沈黙。
どれも別にすごくないんだけどwww
コンクールはウチの教室の子も出てるしわざわざ上京しなくても出られるよwww
グランドピアノはお金を出せば買えるでしょwww
進度としてはグランドピアノが必要なレベルに達してないしwww
幼児からわざわざ上京してレッスンに通った割に進度はお粗末だしwww
発表会と簡単なコンクールに出て、その間はその曲だけ練習してテキストが進んでいなかったらしく基礎がマルッと抜けているwww
てか下の子にいたっては「テキストがなくて発表会とコンクールの間をコピー譜で埋めた」とかwww
学校の伴奏はウチの教室の子何人もやってるよwww
だからすごいとは言わなかったんだけどwww
一体この人たちは何がしたいのかな?
母親はまだまだコンクールに出させて華々しくやりたいみたいだけど、当の子どもたちは冷めきってる。
何のためにやるのかな?
グランドピアノにしてもコンクールにしても、前の先生の功績的人数合わせに利用された感が強く、母親は未だにそれに踊らされている様子。
もし先生が長期的に子どもの成長を考えていたら、そこまで歪な指導はしないと思うけどな。
子どもの気持ちをちゃんと考えて向き合ってほしい。