​毎日の不安と苦痛


体調不良の末入院、そして退院後も、仕事はおろか、数分の散歩、食事もままならなかった。
(詳しくは前の私のブログをご覧下さい🙇‍♀️)
おかしい。さすがにおかしい。検査したのに。異常ないはずなのに。若いんだしすぐ食べられるようになるって言われたのに。いつお腹空くの?仕事はどうしよう?これからどうなるの?明日が怖い。長い夢であってほしい。助けて。もう嫌だ。毎日泣きながらぐるぐるそんなことを考えた。

​思ってもいなかった診断結果 


「私は体ではなく心のほうだと思います。」

それは、私が診察、入退院をした病院の院長からの言葉だった。退院後も体調が優れなかったので、もう一度検査してもらおうと訪れたのだが...。

...心の病気?私が??本当に? 正直ピンと来なかった。そして心療内科の紹介状を書いてもらい、その病院での最終的な診断結果は「心身症」。

ショックだったような、認めたくないような、本当に心なのだろうかと思いつつ、治療の方向が分かって安心したような...。正直あまり覚えていない。ただ、こんなにも人は簡単におちてしまうんだと思ったことだけははっきりと覚えている。


​心療内科での診断結果

心療内科に行った。自分が通うことになるとは。そんなことを考えながら先生の診断結果は...

「不安障害」聞いた事ない名前だった。食べるのが怖い(不安)、出かけるのが怖い(不安)、少しのことで不安で悩んだり、ストレスがかかると腹痛や吐き気があり、涙が止まらない私にとって、情けなくも、しっくりくる結果だった。

今まで当たり前にできたことができない私は薬に頼らざるを得なかった。それすらも情けなく、自分を責めたこともあった。本当に辛い毎日が続く。

ただでさえ、全てのことが不安で辛いのに、両親恋人理解されないことがとても辛かった。経験してない人に分かってくれと言っても難しいかもしれない。それでも昔の元気な自分を求められたり、みんな働いてるんだからと言われたり、体調が悪い時にまたかとあまり心配してくれなかったり、泣いてる時に今度は何だと言わんばかりにため息をつかれたり。支える側も大変なんだろう。もしかしたら悪気はないのかもしれない。私が敏感になりすぎてるだけかも。申し訳ないと思ってる。それでも傷はつき、その度にまた泣いていた。1番大好きで、身近だからこそ、ぶつかった。私が我慢すればいいと思った。でも両親は、きちんと私の意見を聞こうとしてくれた。泣きやむまで、黙って待っててくれた。恋人には今までどんな状態だったか、話す時間を取ってもらった。私のペースで話すのを待っててくれた。

何が嫌でどんなことで傷つくか、今は何ができてできないか、きちんと話し合った。何度もぶつかって傷ついて、泣いたこともたくさんあったけど、我慢しないで意見をきちんと言えて良かったと思う。そして支えてくれてることに感謝している。

お互い分かり合えないことは本当に辛い。怖いけど、それでも何かあったら自分の気持ちを言うことも大事なんだとよく分かった。


不安障害だけじゃない。心の病気は目に見えないから、理解されないことが多い。それでも少しは分かってくれた時、支えてくれていることに改めて気づき、私も頑張ろうと思えた。

自分自身の戦いはまだまだ続く。