「松尾大社 神秘と伝承」
を読んでいます。
昨年松尾大社に伺ったときに買った本です。
秦氏はさまざまな技術を持っているひとたちがいて
開拓・治水・灌漑・土木・建築・鉱山・製鐵・
養蚕・機織・染色・工芸・醸造・医療
血縁関係以外の人々も
秦氏に組み込まれていった。
同祖というより
複数の親族集団
山背の国の秦氏が宗家
諸国の秦氏がネットワークでつながり、
大きな力を持つようになっていった。
そして
桓武天皇の後ろ盾となった
葛野秦氏は藤原氏と婚姻関係を結んでいった。
※天皇家と藤原氏は姻戚関係
秦氏は
この土地の治水・灌漑に成功したので
松尾神社を祀った
。
ここで不思議な霊夢?の話。
松尾深秘抄に書かれているそうです。
「賀茂・松尾は一体なり
この祭りに葵桂で神殿を飾り
家々にも掛けよ。
そうすれば雷神霹靂の恐れなく
三災七難を消除すべし」
太字にしたところは、気になります。
伊勢と三輪の神、一体分身の御事
と似ています。
そして京都には
葵と桂を奉じる三つのお祭りがあります。
上下賀茂社の葵祭
松尾大社の松尾祭
伏見稲荷の稲荷祭
伏見稲荷は秦氏が祀っています
三柱鳥居
糺
太陽 山 水を祀る
ココも興味深かった。
妄想は膨らみます。