３月１日はI先生の診察と抗がん剤投与日でした

その日は

・血栓のこと(検査と診断)
・造影ＣＴの診断確認
・キイトルーダのためのＭＳＩ検査のこと
・FOLFIRINOXに抗がん剤を戻した投与
・そして入院

と、なかなか盛り沢山の忙しい一日でした

そのため、いくつかに分けて投稿する事にします

① 血栓のこと

先日からバタバタになっている血栓(トルソー症候群の部類？)について

ふくらはぎの痛みや、肺に詰まった血栓の原因を見つけるため

下肢部静脈エコー検査をおこないました

下肢部静脈エコーは両足の付け根から足首までの静脈を超音波エコーで検査するものです

エコー検査なので痛みも何もありません

検査用のプローブの動きを良くするゼリーが生暖かくて気持ちいい

この暖かさ、結構好きかも

検査は３０分弱で終了

結構じっくり見て頂けました

検査して頂いた先生に聞くと

血栓はありますね

左足のふくらはぎのヒラメ静脈に５ｃｍ位のがあります

やはりふくらはぎの痛みは血栓でした

さすがＩ先生、診立て正解！

検査のあと、Ｉ先生の診察がありました

下肢部の血栓が確定したので、今から循環器内科のＭ先生の診察を受けに行ってください

という事で、予定外の循環器内科の受診が追加になりました

また、新たな自覚症状

・左足太もも内側にピリピリした痛みが出てきたこと、

・昨日(２８日)から足のむくみが出てきたこと

を伝え

むくみの状態を診てもらいました

確かにむくみが出てきてますね

昨日と比べても　明らかにむくみがひどくなっています

このむくみは放置できないので、入院して急遽治療することになりました

３月１日からの入院自体は、Ｉ先生と相談済みでしたので問題ありません

というのは、今回から抗がん剤をFOLFIRINOX (フォルフィリノックス)に戻すので

・前のようなしんどい副作用がどの程度出るのか(もっと酷いかも)

・前回４クール実施のあと４か月が過ぎているので体の状態や体力(耐力)がどうなっているか分からない

・アブジェムを経てのFOLFIRINOXリターンズなので未経験の副作用が出るのかも

と不安があったので、リターンズ一回戦は入院管理をお願いしてたのです

入院管理ついてI先生も承諾で

外来ケモ室で抗がん剤投与後に入院という段取りをしていました

なので、むくみ治療での入院はとくに問題なしです
（看護師さんのメニューは変わりますが）

循環器内科のＭ先生の診察では

ふくらはぎの血栓はまだそれほど大きくはありません

今のうちであればリクシアナ(血液サラサラの薬)服用で溶かしていく事は可能です

リクシアナは門脈血栓の治療で既に飲み始めているので循環器内科から新たには出しません

もしリクシアナでの治療をせず放置していたら、血栓が大きくなって肺の太い血管に詰まる可能性もあり、その場合は心停止の恐れもありましたよと改めて言われました

早めに見つかってよかったのと、門脈血栓の治療でリクシアナを早く始めていた事の両方がよかったです

また、CTに写った肺の血栓もふくらはぎから飛んだ可能性が高いです

こちらの血栓もリクシアナで溶けていくと思います

今後は、消化器内科での造影ＣＴ検査の際に一緒に経過を診ていきます

ふくらはぎの運動やマッサージについても聞きました

運動やマッサージはしてください

でもマッサージすると血栓が飛ぶリスクがあるのでは？

逆に血栓は飛ばして下さい

Ｍ先生、なかなか過激なご意見です．．．

血栓が飛んでもリクシアナで柔らかくなっているから大丈夫

飛ぶという事は十分に溶けてきているから

だそうで．．．納得といえば納得ですが

ちょっと怖いので、Ｉ先生の指示とＭ先生の指示の中間ぐらいにしておきます

入院後にむくみの状態を測ったら、左右ともむくみはあり

左足の方がひどく、右足と比べて４ｃｍほど太い状態でした

さっそく弾性ストッキングを着用

白馬の王子さまのようです　

弾性ストッキングを履いていても左足のふくらはぎが太いのがわかります

これを書いている今日(３月２日)には

弾性ストッキングの効果かふくらはぎの痛みは治まってきましたが

太もも内側の痛みは相変わらずで、歩きにくい状態が続いています

膵臓がん患者さんのブログが見られます。

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忙しい日①(血栓のこと)