原作を読んでからの、映画。

配役はどうなのかなぁと思いながらも、観ていて時間を感じさせないくらいな展開。

 

長編小説、しかも実際にあった事件取材をもとにしたフィクションで。

原作では、もっと登場してくる一人ひとりの背景や雰囲気、

犯人像が分かるまでの細かな記録などがあって、映画のようにはテキパキとはしていない。

でも、大筋を外さず、ちょっとハッピーさを残していました。

 

土井裕泰監督・野木亜紀子脚本

とドラマ力のすごいタッグ。

野木亜希子さんの最近のアンナチュラル、MIU404チームからの出演者も多く、

俳優陣が演技派ぞろい。

だからこそ、もっと原作のような、微妙な心の動きとかみたい部分も。

 

映画だからこそのすごいのは、実際のイギリスでの撮影や、

シーンごとの背景が美しいこと。

重くなりがち、悲しさにひっぱられそうになるところで、普通でも背景がひろくて、ちょっと救われるようなシーンも。

 

原作を知らずに観ても、十分にたのしめそう。

観た後で、おおまかなストリーや犯人グループの概要がつかめて、原作を読むと、

より主人公たちの表情が読み取れそうかな。

 

いい映画にごちそうさま。