非常に素直なクルマですよ。これだけ周回数が短いタイムアタックだと、クルマの特性をつかみきった方が、速く走れるのは当然ですよね」桧井選手のコメントからも、時代の進歩による、タイヤのグリップの活かし方の違いが浮き彫りにはなった。だが、だからこそ現代においてジュリアは「見さんお断り」的な、誰もが乗りこなせるわけではない快感がある。それもオーナーの心をくすぐっているのは純然たる事実だ。「今回乗った１５６たちは、あんまりＦＦと言う感じがしないクルマでした。先ほども言いましたが、すごく素直な特性で、アンダーが少ない。
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