2024年の夏の出来事です。
救急車が着きました。
インターホンが鳴り先生が対応。
表に出て来て下さいって言ってるよ。
ごめん無理、立てれない。足に力が入らないと言うと先生が外にいる救急隊に伝えに行った。
救急隊が二人、玄関でブーツにカバーをつけて入って来た。
朦朧としてる中、視界も狭くぼんやりで、足元しか見えない。
私の体の下にシートみたいな物を入れた。
隊員さんがそれぞれ肩にかけた気配。
声かけされ体がフワッと持ち上がった。
シートの上に座っている形で救急車まで移動。
朦朧とする中、脱力しているから重そう。
重くてごめんなさいと何度も救急隊に言っていた。
門に薔薇の鉢を置いてあって、搬送しにくそうだった。
邪魔でごめんなさいって。
大丈夫ですよって優しい。
ストレッチャーが車外に置いてあって乗せられ車内へ。
バイタル測定。
あれ、意外と普通だなぁと言ってるのが聞こえる。
それは逆にやばいと思うけど声にも出来ない。
人は最期まで聴力は保たれるって言われてる。
こういう感じかなぁ…
朦朧としてて質問に上手く応えることが出来ない。
目は、うっすら見えるだけ…
痛くて呼吸するのがやっと。
一番近い大きな病院が外科的処置が必要な場合に今は他で手がいっぱいで受けれないと。
隣の市の〇〇病院に依頼しますが良いですか?と。
頷くしか出来ない。そこも断られる。
吐気がくる。
吐くの下さいとガーグルベースをもらう。
昔、救急外来で働いていた時、運ばれて来た患者さんが吐いて、私の顔から上半身に思いっきりかかってしまって、立て込んでいて一段落するまで交代も出来ないから着替えも出来ないし、本当に大変だったので、かけちゃいけない。汚してはいけないと思う意識が強くて、吐き気の時だけ少ししゃんとする。
ちなみにガーグルベースはこんな感じの容器です。
参考写真は救急車内のではなく私物です。
ベッド上でうがいの水を吐き出したり、時には嘔吐する時に使います。
メーカーによって若干、形が違います。
深さがないので救急車内では、勢いよく吐いて周りを汚さない様に勢いを押し殺して吐く。
すぐに交換してくれた。救急隊も吐物の性状確認した様子。
何度も何度も吐くので可哀想にと隊員さんが背中をさすってくれる。
体が冷え切っていたので、その手が優しく、とても温かかった。
他の市の〇〇病院に依頼しても良いですか?と聞かれる。
また朦朧。頷くだけ。
いつから吐いてますか?何回吐きましたか?
お腹が痛いのはいつからですか?
その辺は応えられたけど、アレルギーとか既往症とか、また朦朧。
私は抗生剤にアレルギーがあります。なのに伝えられず…
昔、娘にそういう時のためにスマホのロック時でも緊急連絡先や名前や血液型、既往症が見られるメディカルIDという機能があるから入力しておくように言われて入力してあったのに肝心な時に朦朧としてて、それが開けないし、隊員さんにもメディカルIDのことが上手く伝わらず、役に立てれなかった…
次の病院も断られたと。
もう少し範囲広げても良いですか?と聞かれる。
とにかく、頷くのがやっと。
痛くて呼吸も上手くできない。
ようやく病院が決まった。
続きは次へ。
の立場からも書いてみたりしています



