義母のお家に3時間かけてやっと着きました。


義母「おかえり〜!!」

夫「ただいま〜やっと着いた。」

私「は、はじめまして!!ぽこと申します、よろしくお願いします。こちら、つまらない物ですが…よろしければどうぞ。」

手土産を持参。
その時は確かお花のとっても可愛らしいお菓子でした。

義母「あら、ありがとう!!上がって上がって〜。」

義母は居間に案内してくれてウェルカムな感じでとっても安心しました。
ケーキまで用意してくれていて。



義母「ぽこちゃんって呼んで良い?息子がこんな可愛い子連れて来るの初めてよ〜。」

義母「でもなぁ〜んでもっと早く出会ってくれなかったかねぇ〜、もっと早く出会ってくれてたら孫の顔も早く見れたのにねぇ〜。」

私(ん?まだ結婚の挨拶じゃないんだけどな…。子供のことも全然考えてないし。)

夫「おいおい、まだ早いって〜まだ結婚の申し込みもしてないよ。これから同棲するの!」

義母「あ、そっかぁ、もしねぇ息子が何かぽこちゃんにやらかしちゃったりしたらすぐ言うんだよ〜!!私が味方になってあげる!!実の娘になると思ってるからねぇ〜。」

私「ハハハ〜お構いなく〜。」
(実の娘と言われたとき、良い人なんだろうなと思いました。)

夫「じゃぁ、挨拶は済んだし疲れてるからそろそろ俺達これで帰るわ。」

義母「え!!もう帰るの〜?!泊まっていけば良いのに〜。」

夫「初対面だし、今日は帰るんだよ。じゃあね!」

私「それでは失礼します。」

義母「あ、ちょっと待って。また来る時はお土産いっぱい持ってきてね!!こういうのが一番嬉しいから!!」
何故か夫が車に先に行ってしまったとき、私にこっそり義母が言ったんです。


私「え…はい。それでは。」



との感じで無事初めての挨拶は終了!
孫のことやお土産持参の言葉は少し引っかかりましたが、まぁ距離もあるしそんな行かないし…この時はあまり気にしてませんでした。











私の実家への挨拶も無事終わり、今度は夫の母親です。
(夫は高校生の時、お義父さんを亡くしています。)



夫のお義母さんは、私達が住んでいるところから車で3時間位、駅からは車で30分くらいのかなり田舎に住んでいます。
一緒に住んでたお祖父ちゃん、お義父さんが亡くなり、広い敷地の母屋にお義母さんが一人です。




夫はいつも車で帰っていて、初めての日も一緒に車で行きました。
井戸があったりうちの実家はかなり田舎だから〜でもお米とか食べ物には困らせないし、同居とかも考えてないからね〜って夫に言われてたのを思い出します。
お義母さん家に着く前は道中が田舎道で田んぼや畑で広がっていたので、ただずっと驚いていました。




3時間経ってようやく着いたお家。
凄い広いけど、とっても古い。私のお婆ちゃん家みたいでした。



義母「お帰り〜!!!」



夫「ただいま〜遠かったよ」
私「は、はじめまして〜!!!」





続きます。




今の夫と同棲する前の話です。




交際が順調に進み、お互い結婚を意識した付き合いだったので同棲の流れとなりました。




お互いちゃんと両家に挨拶をしておきたいと思ったので、それぞれの両親に挨拶する運びとなりました。



私は彼と付き合っていた頃、勤務先が実家の側だったので実家暮らしをしていました。

彼は一人暮らしで私の実家から電車で40分くらい。

彼はうちの両親に手土産を持ち、ちゃんとスーツで挨拶に来てくれました。




うちの父は私の事を心配してか?

その時は同棲するなら「ちゃんと嫁に貰ってくれないと困る」と彼に冗談交じりで言っていました。

彼も人当たりが良くうちの両親と打ち解けが早かったです。





続きます。