唐突ですが、先月

大山古墳(仁徳天皇陵)に代表される

百舌鳥・古市古墳群について

世界遺産への登録勧告がされましたね。

審議はこれから。

 

正式に登録されたら、

再び古墳ブームがやってくるのでしょうか…


 

 

10年以上前になりますけど、

古墳女子(ガール)とかいう古墳好き女子が

一瞬存在しましたね。

 

…しましたよね?

 

 

 

 

話は一旦変わりまして

私が神社で雅楽を演奏する時は

直垂(ひたたれ)

という形式の衣服を着用します。

直垂は胸の所に紐が付いてるのが多いですが

楽服だと無いのもあります。

男性用ですが雅楽を演奏する際は

男女の別なく着用します。

 

 

現在だと大相撲の行司さん

時代劇だと戦国武将

鎌倉時代の武士が着用してるあれです。

 

 

因みに雅楽演奏時の衣装は固定ではなく

同じ直垂でもタイプは様々

その他にも平安貴族みたいな狩衣を着たり

舞楽ではド派手な襲装束(かさねしょうぞく)

を着る場合もあります。

(私は上記の直垂しか着た事ないです)

 

 

で、この直垂

一見すると普通の和服に見えますが

構造は全く違います。

 

特徴的なのは

衽(おくみ)が無くて脇が開いてる

実は袴も一般的な和服の袴と違ったりしますが

詳しくは調べて下さい。

 

この直垂って日本の衣装としては

かなり古い歴史があって、

 

原型とされるのは

古墳時代の衣褌(きぬはかま)

こういうの。

一般的には神様の衣装

というイメージでしょうか。

 

 

 

飛鳥時代以降に中国から

新式の衣服が導入された事で

上流階級ではこのタイプの衣服は

着用されなくなり、

庶民の衣服として形式が残ったものが

直垂に変化したのだそうです。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

まあ、そんな事は良いんです。

 

私はこのことを知った時


「やばい私あれ着てるの?すごい!」

 

 

と感動しまして。


でこの喜びをおすそ分けしようと

他の方に話したわけです。

 

そうしたら皆さん一様に

キョトンとされまして


( ̄- ̄)ふ~ん

という薄いリアクションだけ

いただきました。

 

 

あれ?

これ面白いと思ったのに…

というか文字資料が無いくらい古い時代と

今が繋がってて、

それに自分も(ほんのちょっとだけど)

関係してる感じってみんな嬉しくないの?


とショックを受けた、

というか現時点でショックを受けてる

状態なのですが…

 

これ喜んでるの変なのでしょうか…

 

(今回の記事で私が言いたかったこと)

 

 

 

 

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