<第8回>

今日は、16年度9回目に実習したレシピを紹介します。
メインが汁物というものなかなかユニーク、これに、”にんじんとこんにゃくの白和え”と
”かやくご飯”の3品。

『鰯のつみれ汁』
塾生日記-鰯のつみれ汁


〔材料:4人分〕        《下ごしらえ》

 ・いわし     4尾・・・・・手開きにし、細かく刻みすり鉢でする。
 ・里芋      1個・・・・・すりおろし、味噌と片栗粉を加えてすり身にすり混ぜる。
 ・味噌      大1
 ・片栗粉     大2
 ・大根      200g・・・3~4cmの長さの短冊切り。
 ・三つ葉     1/3葉・・ざく切り(または、万能ねぎ)
 ・だし汁     4カップ
 ・酒       大1
 ・醤油      大3
 ・酢       小1と少々

〔作り方〕

1.だし汁に大根を加え、煮立ったらアクを取り、弱火にし、酒と醤油を加え煮込んで味をつける。

2.再沸騰したら、すり身をスプーンでつみれにして落としこんでいく。つみれが浮いてきたら
  三つ葉(ねぎ)と酢を加えて、皿に盛る。七味唐辛子を添える。


『にんじんとこんにゃくの白和え』
塾生日記-白和え


〔材料:4人分〕        《下ごしらえ》

(衣)
 ・白炒りごま   大2・・・・・すり鉢でよくすりつぶす。
 ・豆腐      1/2丁・・・熱湯でゆで、水切りして布巾で絞り白ごまのすり鉢にいれ
                よくすり混ぜる。
                さらに砂糖大2をすり混ぜ、塩小1/3醤油小1を加え、する。
(具)
 ・にんじん    50g・・・・・短冊切り
 ・こんにゃく   1/2丁・・・短冊切り(下茹でする)

 ・だし汁     1/2カップ弱
 ・醤油      小1
 ・砂糖      小1

〔作り方〕

1.小鍋に、だし汁・醤油・砂糖を入れ、煮立ったらにんじんとこんにゃくを加え
  そのまま、冷ます。

2.具の汁をしっかり切って、衣で和える。


『かやくご飯』
塾生日記-かやくご飯


〔材料:4人分〕        《下ごしらえ》

 ・米       3カップ・・・洗ってザルに上げ、水気を切っておく。
 ・鶏肉      150g・・・・・小さめの角切りにして酒を振って振っておく。
 ・酒       大2
 ・ごぼう     60g・・・・・・皮をこそげて、ささがきにし、酢水にさらしてアクを抜く。
 ・にんじん    60g・・・・・・皮をむき3cmの長さの細切りにする。
 ・油揚げ     1枚・・・・・・熱湯を回しかけ油抜きをする。
 ・こんにゃく   1/3丁・・・・サッと茹で、厚みを三枚にそいで3cmの長さの細切りにする。
 ・干椎茸     3枚・・・・・・水でもどして軸を取り、3cmの長さの細切りにする。
 ・さやいんげん  8枚・・・・・・塩茹でにして。3~4cmの長さの細切りにする。
 ・酒       大3
 ・醤油      大3
 ・塩       小1/2

〔作り方〕

1.炊飯器に洗い米、酒、醤油、塩を入れ、普通の水加減にし、さやいんげん以外の具を入れ
  軽く混ぜ合わせて炊く。

2.炊き上がったら、十分に蒸らして、器に盛り、さやいんげんを散らす。

*こそげる:包丁の刃でないところで皮をこすってそぎ落とすこと。
 ささがき:鉛筆をナイフで削るように、削ること。

かやくご飯は、まぜご飯などとも言うが、呼び名や入れる具は各地によって違うようであるが
それぞれ、美味しいのは、日本人の生活の知恵だと思う。

『出来上がり』
塾生日記-9回目

料理の会も、ここまでくると、さすがに切ることや混ぜて煮たり焼いたりすることに慣れてきて
レシピを観てもわかるとおり、下ごしらえが難しくなっている。
本格的に料理をやっているなあと実感し始めた頃でもある。

次回も、実習でのレシピを紹介しようと思う。
お楽しみに。。。