着納め

　このスカートは10年くらい前、気に入ってよく着ていたものです。

　でもここ5年くらいはさっぱり。なぜかなあと思ったらけっこう大きなシミがあちこちにあるんですね。

　柄とギャザーに紛れて分からないと思うのですが、でもやはり気になって、それで着なかったようです。

　気に入っているので捨てるのは惜しい。なんとかまた着られないかと思い、ダメ元でシミを抜いてみたのですが、ダメでした。

　そこで最後に今日一日だけ着て、写真も撮って処分することに決めました。

午前中に買い物へ。上下バラ模様でまとめてみました。レスポはモカドットのスモールエブリガールトート。

日没後、図書館へ。レスポはハウディのメラニー。本を12冊借りましたが入りました。

　実はこのカーディガンも毛玉だらけ。娘のお下がりですが、暖かく、この美味しそうな柿色がとても気に入って捨てる気にならず、家で着ています。

　靴も、表皮があちこちピリピリ破れかけています。まだ去年か一昨年買ったばかりなのに・・・。これもあと何回か履いたら処分かな。

　モノを捨てるタイミングって難しいですよね。どこまで傷んだらお釈迦にするのか。

　気に入っているものは、ちょっとやそっと瑕疵があってもなかなか思い切れない。でもその瑕疵が気になって、袖を通す気になれなくなったらやはり寿命なんでしょうねえ。

　でもまあ、こうして最後に着て、これで思い切ることができます。