わたしのファンフィクの中では、アルバートさんが養父ではなかったという設定になっています。

マイケルさんという本当の養父を作りました。

これに一役買ったのがジョルジュということになっています。

 

何故こうしたかという理由を書きたいと思います。

 

「あのひと」がアルバートさんであるわけがないとおっしゃられる方の中には、法律上養子縁組を解除した後でも結婚はできないからという理由を挙げる方がいます。

もちろん、今現在のアメリカの法律ではそうなっているようです。

 

しかし、海外のアルバートさんファンの弁護士さんがものすごく丁寧に説明してくださっているのを見ました。

戦前は必ずしもそうではなかったと。

しかもアメリカは州によって法律が違うとも。

 

じゃあアルバートさんが養父のまま結婚してもいいか、とも思いました。

でもやっぱりそこはなんかクリアにしたいなっていう自分の気持ちもあって、マイケルさんを養父にたてました。

というのも、当時の法律では、養親になるためにはいろいろ審査が厳しかったようです。

まずは年齢、結婚しているかどうか、養子の性別など、様々です。

だからアルバートさんが独身で年齢差がなくて、しかも女の子を養女にっていうので、審査が通らなかったということにしたんです。

ジョルジュと、マイケルさん、そして弁護士の相談でってことにしました。

 

水木先生のファイナルストーリーで、「あのひと」と一緒にいるようだけれど結婚しているかははっきり書いていない、子供の存在も見当たらない、ってところがなんともうまいなと思います。

養子縁組解除しても結婚はできない、っていう人がいても、結婚しているって書いていないんですから。

恋人のままかもしれないし、愛人かもしれないし笑

結婚しているかどうか明確にしないことで、アルバートさんとは法律上結婚できない=「あのひと」はアルバートさんじゃない、

といいきれなくなります。

まさにどっちともとれるようにうまく曖昧にしているなと。

漫画を連載していた当時、戦前のアメリカの法律まで調べて書いたのかどうか、水木先生はどうだったんでしょう?

 

テリィさんのファンにも、アルバートさんのファンにも、そしてニールと結ばれてほしいとかジョルジュかもとか、いろんな想像できるように水木先生はしてくれたのかな。

みんながそれぞれ思い描いている相手と結ばせていいんだよ、という優しさなのでしょうか。