ご無沙汰しております。千里です。
相変わらずのコロナ禍ではありますが、
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
私は元気にしています。
緊急事態宣言が緩和されてからは、
スポーツクラブに行ったり、ダンスレッスンに行ったり、
平常時と変わらない、どちらかといえば活動的な生活を送っています。
でも、ずっとブログは書けませんでした。
去年の最初の緊急事態宣言以降、
ダンナが在宅勤務をする機会が増え、
ある時期などはほとんど毎日「居る」ということもありました。
元々、ダンナは若い頃から長時間勤務が多く、
平日は、ほとんど顔を合わせない生活だからこそ、
それぞれのプライベートな時間・空間を確保して、
成立している夫婦でした。
そのバランスが崩れたことと、
コロナにまつわる様々な出来事
(公共施設やスポーツクラブ・飲食店なども閉まり、
逃げ場がなくなってしまったことなど)もあり、
私は大きなストレスを感じて、心の不調を感じるようになりました。
私は本当にしんどい時にはSOSを出せないタイプで、
つらい思いを消化・昇華する方法を見失います。
ブログに、毎日、愚痴や呪いの言葉を書くことが、
心の救いになるとも思えなかったので、
しばらくSNS断ちしていました。
…というのが一年続いて。
…と、この流れだと「ついに離婚?」となりそうなものですが、
(それも確かに数えきれない回数、頭をよぎりましたけど)
実は、ダンナの転勤が決まり、次の行き先が福岡になりました。
決まったのは今月の初め。引っ越しは今月末です。
以前は知らされてから2週間で異動だったことを思えば、
倍の1カ月、準備期間があるのでまだマシです。
もう、否応なしに準備を始めるしかなく、
既に、家財の半分くらいは荷造りも済み、
後は、まだ使うものや、扱いのややこしいものばかり。
段ボールの置き場/生活空間もなくなってきますし、
ここからの作業は一段と大変です。
結婚してからの転勤はもう7回目か8回目です。
転居も同じくらいしています。
結婚前を合わせると、転居回数は15回目くらいかな。
引っ越しが趣味なわけではないので、異常だと思います。
住むところを選べたことなんて、一度もありません。
でも、それだけの回数の過酷な引っ越しをこなしてきたので、
いつの間にやら、荷造りが得意になりました。
別に、こんな特技、欲しくもないんですけどね。
毎回、どこから去る時もそうですが、
いちばんつらいのは、仲良くなった人とのお別れです。
私は寂しがり屋なので、
どこへ行っても、なんらかのコミュニティに参加したり、
時間はかかりますが、
自然発生的に、自分の周りにコミュニティができたりします。
自分で自分のことを、社交的だとは思いませんが、
いつもどこに行っても、良い出会いに恵まれて、
ずっとそこにいた/これからもいる人みたいに、
ふと気づけば溶け込んでいます。
でも、転勤が決まった瞬間に、
せっかく一生懸命伸ばした根っこを引きちぎっていく、
つらいつらい「終活」が始まります。
ダンスの先生や仲間、
スポーツクラブでお世話になった先生や仲間、
絵の会に参加してくれた友達、
臨床美術や手芸のワークショップで知り合った方々etc…
顔を合わせることができた人にはご挨拶をしましたが、
緊急宣言下のこともあり、
お会いできないままお別れする人もいると思います。
つらい!
悔しい!
悲しい!
寂しい!
苦しい!
私の人生は、何のためにあるの?!
そう思います。
そう思う一方で、転勤がなければ、
その方々と出会えなかったことにも気づかされます。
決して、誰かに
「転勤族の妻はあちこちに行って、たくさん友達ができていいよ」
なんて、勧めたいとは思いません。
どちらかと言えば、
「苦しいだけだから、やめたほうがいい」
と言いたいです。
だけど、私は自分のことを不幸だとは思いません。
こんな状況(コロナ)の中でも、
「こちらにいるうちに会いたい」と言ってくださる方がいて、
今週~来週にかけて、
5回も送別会的なものにお呼ばれしています。
本当にありがたいことです。
ここは、あえて漢字で書きたいです。「有難い」と。
5年前、東京に転勤で来たばかりの時は、
ほとんどひとりぼっちでした。
それが、今では、多くの方に親しくしていただいて…。
もう一回、同じことを書きます。
つらい!
悔しい!
悲しい!
寂しい!
苦しい!
この気持ちは、
私がそれだけ、ここでの生活を愛していたという証です。
今、本音を言えば、
ずっと眠りが浅くて、息苦しくて、体力的に厳しいし、
腰痛も、本当だったら一日寝ていたいくらいつらいし、
食欲はないわけではないけど、
胃がつらくて喉越しの良いものしか食べられないし、
精神的にもつらいです。
転勤がわかってすぐに、メンタルクリニックに行って、
安定剤的な効能のある漢方薬を出してもらって、
カウンセリングも受けました。
このままの状態では乗り越えられないと思ったので、
専門家を頼りました。
今日も、スポーツジムに行ったあと、
友達とお茶をして、そのあとカウンセリングに行きます。
最悪、引っ越しの準備なんて、
最後は徹夜でもなんとかなりますから、
(もちろんそうならないように、一生懸命やりますし、
そんなことになった経験は一度もありませんが)
できるだけギリギリまで、なんとか気力と体力をもたせて、
親しい人たちとの時間を大切にして、
楽しく過ごしたいと思っています。
急に、ブログ再開したと思ったら、
衝撃&長文のお知らせで申し訳ありません。
また、落ち着いたら or あまりにキツくなったら書きます。
いずれにしても、近況報告はします(反省)。