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6月6日は生け花お稽古の日
河骨に水を注入するポンプは20年近く前に買ってあったのでしたが
これの使い方を習う前に親先生が亡くなられたために
実際に使うのは今回が初めてでした 先輩たちに聞きながらやってみたら
面白い
轡は「海老」左勝手に生けました
庭で雪柳とラッパ水仙が花盛り
現代華に使いました
緑色を帯びた花器が 水仙や雪柳に潜んでいる緑色を誘い出してくれる
あえて他に緑の葉っぱを入れなくても すっきりした仕上がりになりました
花器の丸い隙間に合わせて 水仙の塊りにも 隙間を作りました
様々な表情を演出できる 面白い花器です
越後では暮れから4か月の間 庭の水仙は雪の下
3月の終わり 今頃ようやく花を見ることが出来るのです
何度も雪に押され潰され 葉っぱが傷んでいますが
そんな健気な姿を生けてやりたくて
葉分け二株中流し生けに
花轡留めでも生けてみました 組手は古伝の「亀」です
研究会で生けた 基本の形 桜五本生け
切り落として使わなかった 太い枝も使って 細二重に生け直し
この花器とこの形が好きなので シーズンに一回は生けたかったのです
1月1日の能登半島地震では この花器が倒れて大きな音をたてたので
怖くて しばらくの間使う気になれなかったのでした
真の足元を真っ直ぐに直しきれませんでした
花屋さんが卒業式用に仕入れた桜を 分けて下さいました
細かい枝にたくさん蕾がついています
中流し生けにしました もう一杯は生けられそうな量が余りました
さて 残りをどう使いましょうか 今日の所はここまでで力いっぱい