暑い日々が続いてますね...

わたしはじわじわと夏バテですが

みなさんはご無事でしょうか...


突然ですが、

「あなたの人生の相棒は何ですか?」と

聞かれたら、(聞かれることないですが笑)

わたしは

AirPodsです!!」と答えると思います


もう何年も

イヤホンはどこに行くのも一緒です

家の鍵と同じくらい

必ずカバンの中にあって

玄関を出た瞬間に耳につけます


ノイズキャンセリングなので

自分の足音すら聞こえません

音楽を流せば、

その曲の世界を歩いているようで

実際に歩いているその場所から

こころだけ少し違うところにいけるので

なんだか安心するのです


逆にイヤホンが充電切れになって

耳元にいないときは

聞き慣れていない騒音が気になりますし

自分がその街にいるという実感を

ひしひしと感じることに

不安すら感じてしまうのです


それくらいイヤホンは相棒であり

お守りのような存在です


しかし最近はすこし

その相棒から自然と距離を置けていることに

気づいたのです


「今はイヤホン取ってみようかな」

とふと思うことが増えました


本当にどうしてなのかよくわからないのです

でも、イヤホンを取ってみると、

騒音と思っていた音が

心地よい音だったりするんじゃないか...

と思うようになったのです


そして予想通り

イヤホンを外すと

「まちの音」が良く聞こえるようになりました


お散歩中のわんちゃんの足音や

小学生のランドセルに付いている

キーホルダーがカチャンカチャンしてる音、

小さな子どもとお母さんが

にこやかに会話している音、

風が耳の横を過ぎていく音、

バッグの中のものが歩くたびに揺れる音

そして自分の足音...


そんなたくさんの音が

耳に流れ込んできたとき

わたしは今までいかに

多くの音を無視してきたのだろう

と感じました

そして「騒音」は意外と

「心地よい音」なのだと思いました


それでもやはり出かける時は今も必ず

イヤホンはカバンにあります

でもイヤホンをつける時は

騒音を消すためではなくて

「音楽を聴くため」という

本質的な目的のためにつけるようになりました


音楽は大大大好きなので

やっぱりイヤホンをつけている時間は長いですが

たとえイヤホンがなくても

自分が歩いている街に「いる」という実感が

わたしを不安にさせることはもうありません

それはイヤホンをつけていては気が付かない

「心地よい音」がたくさんあることに

気がついたからです:)


それでは

おやすみなさい