さてところは福島いわき市です!
いわき駅周辺でランチできる場所を探していますと、「お寿司」という選択肢が出てまいりました。
たしかに、せっかくの港町です。
福島ならではの新鮮な魚で腹を満たすというのもはなかなか魅力的なアイディア。
とはいえ、時間に余裕のないスケジュールだったので、比較的カジュアルな場所を探しました。こちらが諸々の条件をクリアしたお店だったので利用してみました
いわき海鮮寿司 おのざき
いわき駅すぐ近くの「ラトブ」という商業施設内にあるお寿司屋さんです。
レビューが総じて良く、手頃なお値段かつネタも良いものが揃っているとのことだったので、それならば!と突入しました。
お店はラトブ1階、食料品売り場のエリアに地味に開いていました。
しかし入店してみると、地味どころか活気!です。
大将をはじめ、スタッフの元気な挨拶に迎えられました。
休日の正午過ぎでしたが、カウンターテーブルの8割ほどが埋まっており、家族連れ、お一人、お二人など様々なグループが利用されてました。
客層はまさに老若男女。家族連れのちびっ子もいれば、ティーンの友人グループ、お買い物帰りのおばさまや、お一人お二人のおじさま。
この客層のバラエティすごい。
まず注文したのは、常磐もの七浜握り ¥1,800 (税込)。
ランチタイムのサービスか、サラダと茶碗蒸し、あら汁がまず提供されました。これは嬉しい。
特にあら汁は、磯の香りと魚の脂がギュンギュンに感じられて、とってもおいしかったです。
七浜握りは7貫の握りと卵焼きです。
季節のネタに、いわきといえばの「メヒカリ」が並びます。
お品書きも一緒に渡してくださるも嬉しいポイント。
左から平目、ほうぼう、すずき、天然真鯛、赤むつ炙り、目光炙り、花鯛炙り、卵焼きです。
白身魚ばかりなので彩りには乏しいですが、私は白身魚大好きなので無問題!
すずきと天然真鯛が食べられてとっても幸せ。
個人的には炙りの3点が衝撃的においしかったです。
脂がすごい。
炙られてより旨さが際立つと言いますか。
特に目光炙りは凄まじいです。
とろっとろのとろとろです。
冗談でなく、大トロよりもとろけてる。そこへ青魚にもにた少し金属的な香りが加わって最高です。
「炙りはぜひ塩で召し上がってください」とのことでしたが、目光はホント、塩で食べたほうが良い!!
塩味が、口中で溶け出す魚脂とその香りを引き立てます。
目光炙りを追加で頼もうかなと思ったのですが、壁に貼られた「福島県産 太刀魚」に気づいてしまい、そちらを注文しました。
太刀魚炙り ¥380 (税込)
太刀魚です。しかも炙りなんです。
好きなんです、太刀魚。
濃厚な炙りの後でしたので粉茶とあら汁で口をリセットし、いただきました。
うんうん、この香りですよ!魚を焼いた時に強調されるこの金属的な香りはどう表現したらいいんでしょうね。
たんぱくな身からじわっと主張する太刀魚のあの独特な味を堪能しました。
最後に卵焼きで締めておしまい。
とてもおいしい握りでした。ごちそうさまでした。
まとめ
・目光の炙りは絶対に食べたほうが良い。衝撃的に美味。
・常磐は白身魚が多いのかしら。
・福島県産太刀魚が食べられて嬉しい。
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いわき海鮮寿司 おのざき ラトブ店 食べログページ
https://tabelog.com/fukushima/A0704/A070401/7001831/
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文責:雨吉