4月19日(土)20日(日)OGC東北ツアーレポート
◆東北ツアースケジュール
4月19日(土)
全日空(NH1695便)伊丹発8:05、
福島着9:10にて福島へ
荒川ゴルフセンター見学

その後、小名浜オーシャンホテル&ゴルフへ
午後スループレー(佐藤社長、平澤マネージャーと8人でプレー)



夜は荒川ゴルフセンター佐藤社長、平澤マネージャーと会食



4月20日(日)
セべ・バレステロスで荒川ゴルフセンター開場記念コンペ参加。

福島空港(FW80/NH3180便)19:05発
20:15伊丹着で帰阪。
◆震災のこと
もう3年も経つのに、何かしなければと思うばかりで、被災地には一度も足を踏み入れたことがなかったのですが、今回、実際東北に行ってみて、東北や震災がより身近に感じられるようになったことは何よりの収穫だったと思います。
ホテルのテレビをつけると、天気予報のあと関西でいう花粉情報と同じように、放射能の量や風向き予想が放送されていました。ここの人たちの生活の中には放射能がこんなに入り込んでいるんだと思うと、胸が苦しくなりました。
私たちがお邪魔したいわき市は、比較的地震による直接的な被害は少なく、(海辺のお宅は津波で流された家も多かったそうですが)今は、放射能からの避難民や、原発で働くために日本全国から引っ越してきた人たちで、以前より賑わい人口が増えているそうです。でも、道路も信号の数も以前のままなので交通渋滞が増えるばかりで、3年経っても何も変わっていないと地元の方たちが話されていました。
いわき市にも、あちこちに仮設住宅が建ち、今も避難生活を送っている人がたくさんいます。仮設住宅には独特の空気があり、現地の人でも、仮設住宅で3年も暮らしていたら私なら病気になりそう。との言葉が。
「震災」は3年経った今も続いているんだということ痛感しました。
そして、地震や原発を恨む様子も感じさせないいわきの人たちの、東北訛りや穏やかな人柄に触れる度に、今からでも少しでも私にできることがあるのでは。という気持ちがふくらんできました。
◆佐藤社長のお話
荒川ゴルフセンターの看板を曲がると、駐車場までの坂道に桜並木が続きます。「ここってゴルフ場じゃなくて練習場やんね?」と、思わず誰かが聞いていましたが、そう言いたくなるような美しいアプローチの練習場でした。桜は開場の年に社長が植えられたそうです。
1階建てで打席はたったの40席しかないのですが、お客さんがたくさん出入りしていて活気溢れる空気に包まれていました。それは、私がいつも行っている美容室と同じです。そこで働く人はみんな仲が良くて、とても楽しく仕事をしている時に感じる空気で、みんなに笑顔が溢れていました。
年に1度、8月のお盆の時期に100名くらいのコンペをして、そのあとの表彰式は、練習場に戻ってきてフェアウエイでバーベキューをしながら行うんだそうです。その日だけは家族連れOK なので200名くらいになるとか!練習場は夕方から閉鎖して、スタッフは朝から1日かけて準備をして、バーベキューコンロでひたすらお肉や野菜を焼くんだそうです。「なぜそこまでして開催するんですか?」の質問に、「お客さんがみんな毎年楽しみにしてくれているから!!」ときっぱり!社長の周りに人が集まる理由がわかった気がしました。
そして、初めて参加した時にしゃがみこんで動かなかった自閉症の子が、次の年からは「バーベキューに行こう行こう!」と、自分から言ってくれるようになったことが何よりうれしい!と、うれしそうに語る佐藤社長がすごく輝いてみえました。そして、社長のあたたかい人間性が伝わってきて、聞いている私たちまで幸せな気持ちになりました。
佐藤社長は平澤マネージャーや他の社員さんのお仕事ぶりについても自慢のように語っておられ、お客さんだけでなく社員に対する姿勢もとてもあたたかでした。そして、平澤マネージャーのお仕事ぶりも同じマネージャーとしてすごく勉強になりました。愛がある練習場だから、こうして人がたくさん集まるんだと納得しました。
◆開場記念コンペに参加
~セベ・バレステロスで地元の女性3人とのラウンド~
今回のコンペは、せっかくの機会なのでみんなバラバラで、地元の方と同組でまわらせていただこう!ということになりました。スコアは別として、とにかく初めての人とのラウンドを楽しもう!楽しめるくらい心が強くなりたい!という思いでの参加でした。そして、私は地元の女性3人と同組でした。3人は知り合いで、しかも、その中には、シニア選手権で3連覇したこともある地元て有名なシングルの女性もいました。不安いっぱいだったのですが、自己紹介の時に、いきなり、私はみっちゃん(65歳のシングルさん)、彼女がひさちゃん(65歳くらいでみっちゃんとおなじく福島で知らない人がいないくらい上手)、こっちはちかちゃん(42歳の飛ばし屋です)。くみちゃんって呼んでいい??と東北訛りで言っていただき、すごく気持ちが楽になりました!(笑)
それでも、コースはわからないし、緊張のあまり、Tショットは天ぷらしたり、転がったり、、芯に当たってくれません。しかも、セカンドがスライスして池ポチャ3回。あとの3人は着々とパーかボギーで進んでいきます。
「とにかく、みんなについていかなくては!!」
みっちゃんとちかちゃんはTショットは私より20~30y遠くへ。200yは飛んでいたと思います。かなり足手まといになっていたと思うのですが、みっちゃんは、池に入ったあとのドロップの仕方を丁寧に教えてくださったり、バンカーから出ないちかちゃんにバンカーのコツを教えたり、上手いだけじゃなく、プレイでモタモタしていたら声をかけてくれて優しくサポートしてくれる、ほんとうに優しい方でした。
一番若くて飛ばしの屋ちかちゃんは、ショットもパターも冴えまくりで、なんとバーディを5つもゲット!!バンカーからでなかったり、飛びすぎて左右にぶれるので、出入の激しいゴルフだけど、まだ42歳だそうなので、人ごとながら(笑)これからが楽しみだと思いました!絶対そのうち有名になると思います!!(笑)
私も後半は、みんなにも馴染んできて、ドライバーが当たるようになり、みんなから「わあーー!いまの芯くってるわぁ~!」と言ってもらい、その時は、私のボールが一番前に飛んでたりしました!やった~!(笑)
そして、池ぽちゃの2ホール以外は、なんとかボギーペースのゴルフができ、初めてのコースで初対面のメンバーでしたが、結果は49.44.93。納得の結果になりました!パーティの雰囲気がいいと、いい影響を受けるものですね!!

飛距離の違いは、そんなに気にならなかったのですが、みっちゃんとのいちばんの違いは、思い切り振り回してる様子はないのに、確実にフェアウェイを真っ直ぐ真っ直ぐ進んでいくこと。そして、130y~140yくらい以内に近づくと、必ずアイアンでビシッとオンしてきます。
私はといえば、セカンドや3打目でオンするチャンスの時に限って、力が入ってトップやチョロ。ラッキーはあるものの、ジグザグ走行。アイアンだと、ダフることも多いので、ユーテリティを使うようにしたら、今度はグリーン奥や左右にこぼれたりします。グリーンの奥や難しいラフにいるのは、いつも未熟?な、私とちかちゃんで、ベテランのふたりは必ず手前からです。ショットの正確性とよく言われますが、これほどの差があるんだと痛切に感じたラウンドでした。そして、最近練習をさぼり気味でしたが、本気で上手くなりたければ練習ししなくてはいけないんだ!!と強く思いました。
そして、私は日ごろから上手な男性の方と一緒にラウンドさせていただく機会はがたくさんあるほうだと思いますが、飛距離と腕力が違いすぎて最初から私には無理だとあきらめてしまっていた部分もありました。でも、上手な女性のみなさんとのラウンドは、飛距離、番手、狙いどころすべてが参考になり、思わぬプレゼントをいただいたような貴重なラウンドになりました。そして、みなさんゴルフ内容だけでなく、マナーも性格もほんとうにいい方ばかりで、「彼女たちのようなかっこいいゴルファーになりたい!」と、思いました!

チャリティ講座のお手伝いをさせていただいて丸3年になりますが、今回は、被災地を訪れゴルフを通じて何かできるのではないか。とにかく、行くことから始めてみよう。という、発想から実現した手探りの企画でしたが、実際に行ってみて、考えた以上に充実した実りある旅になったと思います。東北の地や人たちに直接触れることで、より身近に感じることができ、大げさではなく私のこれからの人生でも、仕事面でもそしてゴルフの面でも、大切な宝物を得ることができたと思います。この貴重な機会を与えてくださった大東博士に感謝します。そして、ご一緒してくださったみなさん、お世話になった荒川ゴルフセンターの佐藤社長をはじめスタッフのみなさん。東北で出会った多くのみなさんに感謝したいです。
ありがとうございました。