結局20k過ぎでペースダウン。なんとか、1時間50分は切っているような感じ。

なにしろ、時計は、スタート地点の時計台が頼り。

途中3.5k地点でタイムを教えてくれる係の人が居るので、

それも貴重な情報。23.5k地点で、2時間7分14秒。


ちょっと、ペース落ちが激しい。

28.5kは、2時間34分12秒。むむむむ。


係のスタッフのおねぇさんは、やさしく微笑みかけてくれるから、

苦しい顔も一瞬にこやかにふるまうが、すぎればまた、元の情けない顔に

戻ってしまうのが根性ない。


のこり1kちょっと。もう、脚が上がらない。さっきから、すり足方法に変えて何とか

脚だけ前に出しているが、傍目には情けない姿が容易に想像できる。


今日は、コースはオープンだから、て云うか皇居コースはいつもオープン。

サンデーランナーのおねぇちゃんが脇を追い抜いて行く。

澄ました顔のおねぇちゃんは、遅い。しかし、それよりも俺は遅い。情けない。

最後の力を振り絞って追い抜かすが、すぐにまた抜かれてしまう。


亀の様なデッドヒートを繰り返しつつ、前方には、銀座の街並みが見渡せる。

銀座の夜で一杯やりたいなどと思うが、今はそんなのどうでもいい感じ。

早く終わって、銭湯で脹脛をもみほぐしたい。


最近練習で、どんなにゆっくり走っても28k過ぎで、脚が攣りそうになる。

なんとか30kは、走り切るのだが、すぐ両足が攣る。限界かなとも思う。

「練習さえし続ければ、必ず目標に近づく」とは、中村俊輔の言葉で、日々信じて練習を積んできたが、50過ぎた親爺には、虚しい言葉だったかもしれない。


銀座の街並みを、眺めつつ、蜃気楼のように景色が霞む。

ヤバいやばい。腹が減って目が回ってきたか。

昼の12時半スタートだから、昼飯抜きでここまで来た。


朝だって、納豆ご飯とバナナとチオビタのみだし、

走り始めてからは、水分補給があるものの、食べ物の補給はない。

練習でいつもすきっぱらで走っていること思えば、ぜいたくは言えない。


走り終わったら、暖かいそばでも、若いおねぇ様と一緒に食べたいなぁなどと呑気に

考えている場合ではないが、とにかく腹は減った。

レース前は、体重(-2k)落としているから尚更だ。


転びそうな具合で桜田門をくぐって、最後のラストスパートでゴール。

時計台の針は、3時間には、10分ほど手前をさしているから、

かろうじて、最低目標は達成か。


周りを見ると、もう陽もだいぶ傾いてきて、黄昏って感じ。

カワイ子ちゃんランナーは比較的短い距離に出ているから、

既にゴールしており、周囲はごっつい野郎ばかりが群れをなしている。


そそくさと着替えを済ませて、攣った脚をひきるるように、

いそいそと地下鉄の駅に向かう。

子供と約束した湯島天神様のお札を貰わねば、家には入れてもらえない。

日没まで、まだ間はあるものの冬の黄昏時は、暮れるのも速い。


天神様にお参りするまでは、腹ごしらえもおわずけ。

2013年の年末もこうして暮れて行くのであった。