来年はショパンコンクールの年。ショパンの母国、ポーランドで行われます。

正式名称は「フレデリック・ショパン国際コンクール」。

 

前回は日本人のピアニストがたくさん出られていて、

最終的には反田恭平さんが第2位、小林愛実さんが第4位となりました。

すごい。本当にすごい。コロナ禍でなんとなく気持ちの落ちている時に

元気の出るニュースでした。

かてぃん、というお名前で活動されている角野隼斗さんも参加されていました。

角野さんは開成→東大で音大に行かなかったけど、ピティナ特級グランプリもとられているし、

ショパコンにも出ている。最近はお誕生日に日本武道館で大々的なライブをされてましたね。

とても多才な方です。

 

私が初めてショパンコンクールの存在を知ったのは

スタニラフ・ブーニンさんが1位になられた時です。

あまりにも新しく、鋭く、印象的だった彼の演奏に、

ピアノをちょっと習ったことがある程度の私でさえ、衝撃を受けました。

 

ショパンコンクールで初めて、ピアノコンチェルトの1番を知りました。

 

そして時が流れて、今聴いてもやはり、初めて観たあのファイナルの

ブーニンさんの演奏を思い出します。

 

友だちが(たぶん冗談ですが)「来年、ポーランドに聴きに行こう!」と言ってました。

現実的ではないけれど、ファイナルじゃなくても、生で聴けたらどんなに素晴らしいことか……

 

ショパンの愛した祖国ポーランドで、そこここにショパンの気配のする町で、

ただただ、美しい音楽に身を委ねていられるような、そんな空間に

心から憧れを抱いています。

 

ポーランドにいってみたいなあ…いわゆる東欧諸国はハンガリーとチェコしか

いったことがないです(それももう何十年も前…)。

 

また寝不足になりながら、配信を聴く日々がやってきます(笑)。

でも、とても楽しみです。