突然ですが、子どもの時に親から「半分こできる?」と聞かれたことのある人はどれくらい居るでしょうか?



「ポケットの中にはビスケットがひ・と・つ~♪」という歌があるように、日本では1つの物でもみんなで仲よく分けようね!と教えられたことがある人がほとんどだと思います。



かくいう私も母親から数えきれないほど、「半分こ」の精神を教えられてきました。



そこで。アメリカではシェアという言葉があるくらいなので「半分こ」という言葉も存在するのではないか、と漠然と思っていたある日のこと・・・



$子どもと一緒に!「英語でなんて言うの?」
※写真の許可は得ています。


当時ベビーシッターをしていた3歳の子どもとお絵かきをしていたときのことです。



小さい子どもだと力加減が上手くいかず、クレヨンがすぐ割れてしまうんですね。それでご機嫌斜めになることも多々あるのですが(笑)この日はどうやらご機嫌の模様。そんな彼女がポキっと折れたクレヨンを差し出しながら一言


"One for you, one for me♪"


おおおおおおおおおお!心の声では留まらずきっと口に出してしまっていたと思います。
これこそ正に私が求めていたアメリカン半分こ!(笑)



実はこの言葉は、公園などに行くと、どの国籍の子どもも口にしているんです。
楽しさは独り占めするものではなく、みんなで共有するものだということを改めて気付かされた出来事でした。



みなさんも、もし、食べようとしていたクッキーが袋を開けたら割れていた・・・なんてことがあったら是非、隣の人に


One for you, one for me !


と言ってみてください♪