相槌廃絶推進委員会の東森です。

 

ネットの討論番組でいちいち相槌打つの止めませんか?

しかも自分に言ってる訳じゃないのに、なぜ一言一言相槌打つのか?

自分に関係のない発言に対する相槌は単なるノイズです。

相槌を打つのは心の中でお願いしたい。

 

と先日、あるネット討論番組を見て思いました。

もう相槌が気になって気になって、肝心の発言が頭に入ってこないっていう(汗)。

 

■小倉駅ビルで開催される古本まつり

以前、偶然に遭遇した事がありました。小倉駅ビル内で行われる古本市です。

 

その時も少数でしたが中古レコードを販売していたので、「今時、珍しいな」なんて思いながらレコをサクサクしました。その頃はまだ、レコード人気が一般的ではなかったんですね。

それで先日です。

 

今年の10月にも『小倉駅ナカ本の市』が行われる、と聞いたので早速行ってきました。もちろん今回はレコード目当てです。古本には一切目もくれず、今回は初めからレコード目当てでガンバって初日に行ってきました。

■『第13回 小倉駅ナカ本の市』が開催

場所はJR小倉駅3階の改札前の広場。結構な広さのある広場に本棚やレコ棚がギッシリと置かれ、普段は見ない人数の人混みで賑わっていました。

 

 

古本がメインなので、まずは古本の圧倒的な量に驚かされますが、少し奥まった場所にレコ棚・・・というか段ボール箱に入った中古レコードを長テーブルの上に並べて置いてありました。量の比率的には古本8割・レコードCD2割と言ったところでしょうか。とにかく古本の量が多すぎ!なのです。

置いてある古本の量に比べるとレコードの量は見劣りしますが、決して少ない訳ではありません。大きな島(?)が2つあって、そこに12インチ盤の段ボール箱と7インチ盤の箱が置いてあります。12インチ盤よりも7インチ盤の方が数は多かった印象で、実際にサクサクした時間も7インチ盤の方が長かった気がします。

12インチ盤は洋楽ロックやジャズやフュージョン、邦楽やクラシックやサントラ等の仕切りに分けられジャンルは満遍なく揃っていましたが、7インチ盤は何故か邦楽多めでした。8~9割くらいは邦楽のロック・歌謡曲・アイドル等で占められていた気がします。あれはどういう意図だったのでしょうか?・・・。まぁ、和モノ狙いの人間にとっては嬉しい限りでありましたが。\(^o^)/


 

出品は、皆さんご存知のレコ屋『グルーヴィン』と北九州市の個人経営らしいレコ屋『藤松レコード』の2店舗となっていました。

 

『藤松レコード』は全く知らなかったし一度も伺った事のないお店だったのですが、お店の場所が以前仲の良かった友人の住んでいた家の直ぐ傍だったので驚きました。あの辺って本当に住宅街なんですよ。商売するような場所ではない・・・という印象だったので、あのような場所でレコ屋を営業しているということに心底驚きました。

■7インチ盤の出品が豊富だった

『小倉駅ナカ本の市』のレコ在庫では、量的にも質的にも7インチ盤の方に面白い盤があった印象です。

 

(右の島がレコードで左の島がCDです。ここから見えませんが、奥側にももう一つレコードの島があります)

 

『グルーヴィン』出品の7インチ盤にはプロモ盤が多数含まれていて結構珍しい盤もありました。私の全く知らないプロモ盤も多数あったので、価値を知っている人にとっては宝の山かも知れません。大体550円で販売されていたのでそんなに高値でも無いですし、私もかなりレアなプロモ盤を見つけたので一枚買わせてもらいました。

『藤松レコード』出品の7インチ盤にはプロモ盤ではないレア盤が結構な数含まれていました。本当にレア盤なのか?と言われると自信無いですが、普段見ない珍しい盤という意味でのレア盤です。これまで探していて夢にまで見たレコを数枚見つけたのは大きかったです。相場よりも少し安めな値段だったのも良かった。

 

こういう実際のモノとの出会いって、ネット・ショッピングでは感じることのできないカタルシスがありますよね。

 



心残りはひとつだけ。

 

『藤松レコード』出品の7インチ盤の中に『彼女はデリケート / 佐野元春』を見つけたので、内心「うおおお!」と喜び勇んで手に取ったものの既に結構な量のレコを手に持っていたのでレコ棚に戻してしまったんです。

 

その後、レコ棚を一巡してからレコ裁判を行い「やっぱり、佐野元春買おう!」と思い直してレコ棚を掘ってみるとナイ!。どこにもナイ!。ナイナイナイ!。既に誰かに買われてしまった後でした。

 

まだ30分も経っていないのに・・・。ショック!(泣)。

これぞ痛恨の極み!。ですよ。一瞬の気の迷いが結果を大きく左右するという、これこそが正にレコード・ハンティングの醍醐味なのでしょうが、私は負けてしまいました。敗者です。買った人!おめでとう!(涙声)。



結構な収穫でした。枚数は多くないですが欲しかった盤だし結構な安値でしたし結果には満足しています(除く、佐野元春)。

『小倉駅ナカ本の市』では毎日商品が補充されるとの事なので目が離せません。レコも毎日補充されるのでしょうか?・・・と色々気になります。とりあえずまた行かなくちゃ!という感じです。

最終日は10月27日(日)。なので、開催期間は15日間と結構長めです。お時間の合う方は小倉駅でレコ漁りなんてどうでしょう?。もちろんレコ以外にもCDやらDVDもあります。古本も大量にあるので捜せば色々と面白そうな本に巡り合うかも知れません。

レコ見るだけで気づけば2時間程かかっていたので、古本込みで見て回れば半日くらい直ぐに時間が経ってしまいそうです。下手すればまるっと1日、小倉駅で時間を潰すことになるかも?・・・と、まぁこれはオーバーですね(笑)。

そういえば私がレコ掘ってる最中に、制服姿の女子高生が「あ!レコードがある!」なんて言ってレコ掘りだしたのには心底驚きました。他にも若い人多く見たし、やっぱりレコード・ブームってきてるんだなあぁ、と。

 

最近、本当に実感することが多いです。

(終わり)