今日のアメリカのトップニュースは、どのチャンネルも


日本人ビジネスマンの姿がありました。


大手自動社会社社長が、アメリカ議会の公聴会に出席されました。



僕は、個人的にどうもこの事件に対する


アメリカの対応がよく分かりません。


なぜなら、僕の周りの多くのアメリカ人はいまだに


この自動車会社に信頼をおいて


彼らの愛車にとても満足しているからです。



社長は、「絶対に失敗しない全能の存在ではありません。


ときには失敗をしたりすることがあります。」と言われました。


僕は、この言葉がとても大切であるように思います。


つまり、今までこの会社の自動車は、


アメリカのどの会社が作る車より、壊れなかった。


安全で、安心して乗る事ができた。


だから、多くのアメリカ人は、


忘れてしまったように思います。


この車も、人が作っていることを。


ほんのわずかかもしれないが


必ず、不具合がでることを。


そうでなかったら、この騒ぎようは


ちょっと、理解できません。



もちろん、事故が起きたことはしっかりと調査して


次また同じことが起こらないようにしないとなりませんが。



ただ、この大騒ぎはちょっとやり過ぎだと思います。



アメリカに住んでいて、もっとも心配な事の一つは、


やっぱり、治安です。



でも、僕はとてものどかな田舎町に住んでいるので


大丈夫と勝ってに安心しているところがありました。



ところが、先日知った殺人事件の対人口比発生率。


例えば、東京で被害者になる人の確率は、72,061人に一人だそうです。


僕が住んでいる町から車で1時間ほどのテネシー州、ナシュビル市。


さて、ここの比率は、どれくらいだと思いますか?



なんと、7,923人に一人とのこと。


東京より、10倍危険が高いと言えますよね。


ちょっと、怖いですよ。


今日は、新しく出来た日本食屋(韓国人オーナーらしい?)に


中国人の友達とお寿司を食べに行った。


その友達の友人で、地元の大学の先生が僕に話があるというので


3人で、食事をした。



この先生、なかなかのキャリアをお持ちのようだ。


若いころにNYの大学で博士号を取得して、その後


ワシントンの世界銀行で勤務していたとのこと。


世界銀行勤務時代は、日本の帝国ホテルに


泊まった経験談を話してくれた。


また、中国政府が世界銀行からお金を借り入れる担当をしていたとのこと。


とても楽しい経験で、興味深かった。



そして、彼はこういった。


「アメリカに入れて、幸せだよ。


なぜなら、ここは世界でたった一つの国。


それは、肌の色、国籍、性別に関係なく


すべての人に、チャンスが開かれている


たった一つの国だからね。」


そう言った。



確かに、僕もそう思う。


たぶん、彼が日本で成功することはそう簡単ではないと思う。


そして、僕が中国でそうなることも、たぶん不可能に近いと思う。


でも、アメリカは誰にでもチャンスが開かれていると思う。


僕みたいに、何もこの国のために大したことをしていない奴でも


こうして、仕事をしたり、生活させて頂けるチャンスをくれているのだから。


とても、器の大きな、寛大な国だと思う。



そして、席を立とうとした時に、


彼の人生における3つのモットーを教えてくれた。


それは、、