2025年上半期文庫本📕1位

最初の刊行は,昭和52年

一度廃刊となり、復活したのは2011年

そんな本が📕売れていると言うのを知ったのは、

8月のお盆の朝。

その日のうちに、ブックオフ📚で文庫本をゲット


しておきながら、結局読み終えたのは2026年1月。

全13話でまとまる物語の1話目の舞台は1960〜1970年代前半。作者が生きていた昭和が舞台。


無名の陶芸家が生み出した美しい青磁の壺。

売られ盗まれ、十余年後に作者と再会するまでに

壺が映し出した数々の人生。

定年退職後の虚無を味わう夫婦、戦前の上流社会を懐かしむ老婆、四十五年ぶりにスペインに帰郷する修道女、観察眼に自信を持つ美術評論家。

人間の有意転変を鮮やかに描いた有吉文学の傑作。


第九話の1泊3食ついて1400円の宿に泊まる70越えの老婦人達の同窓会旅行。お金が無いわけではないのに、質素な食事に思わず声を出して笑った。

我が息子の中学校の研修旅行が、まさしく比叡山延暦寺。息子は、二度と行きたくないと言っていた。

そんな息子の言葉をおもいだしながら、読ませてもらった第九話。

まだ、自分の経験しない年齢だけど、老いた人間の様々な不満や不便な身体が伝わってきた。

ただ、青い壺だけはずっと、静かに輝いている感じがした。


 青い壺


  画像お借りしましたニコニコ


わずか10年ほどで、様々な人の手に渡った青い壺。

そんな魅力的な物を見てみたくなった…




オイラも味あるニャンコだぜ。

寒さにゃかにゃ負けにゃいぜ!


   8も青い壺みたいに、いろんな人の家に

行くのかなぁ滝汗