2014年の春から、息子は徐々に腐り始めた。
部活の母会では、お母様達にお会いする度に、私の一言は、決まっていた。
『腐ってます。』辛かった。
しかし、もう少ししたら、落ち着くはずだと、まだまだ夢みていた。
母の病院🏥へは、相変わらず週一回、面会に行っていた。看護師さんか看護助手さんで、よくお会いする人がいたが、いちいち母の粗相や暴言を言いつけてくる。
『お母さんに、嫌い💢って、言われちゃった。』とか、『お母さん、トイレ🚽汚しちゃったのよ。』とか
母に言わせると、いちいちうるさくて、本当に嫌いらしかった。
メンタル系の患者さんの扱いに、なれていないのだろうか❓と思った。
こちらは、とにかく、母を預かってくれているだけで、御の字。
母が可哀想とか、母に申し訳ないという感情は、無かった。
入院費も、年間で200万越え…。
(ここで、相方に頼っては、後で面倒…。)
なんとしてでも、頼らない。
必死だった。
つづく
