不要不急の外出を控えるアブヤです。
母の認知症❓は、ジェットコースターの如く、急降下していった。
大急ぎで、精神科医の主治医と話し合い…。
入院させてくれと、懇願した。
この時驚いたことに、現主治医は、母の入院歴を知らなかった。35年前の患者の記録は、ずっと通い続けていても、残されていないのだろうか?
分厚いカルテを、主治医は、何枚かめくって見ていたが、不思議そうに私に話をした。
もう一つ、疑問に思ったことは、母の病名だ。
昔から、かかりつけの母。
『あの〜、結局、母は、どんな病気なんですか?』と、私は質問した。
『うーむ。認知症でしょう!』
『では、認知症の前の病名は、何ですか?』
『うーむ。……。』
『統合失調症ですか?』
『いや、統失では、ないです。』
『躁鬱ですか?』
『うーむ。』
結局、アンサーしてくれない主治医。
今更なのかもしれないが、とりあえず入院の段取りは、ついた。
入院迄の数日間も、母の調子は良くなかった。
ほとんど、ベッド🛌の中にいて、おにぎりを作ってくれと要求するが、食べない。
現実と夢との狭間にいるような感じだろうか…❓
とにかく、入院までの1週間は長かった。
つづく