あの人の匂いが好きと

あの人の香水をつけた

透明な悪魔は嗅覚を擽る

揺るがぬ心を僕は見付ける


あの人の匂いが好きと

あの人の香水をつけて

煙を纏わない身体には決して

馴染まないコトに気付いた


違和感に包まれた神経が弾くのは

繊細なルート音

きっと僕の身体を共鳴させて

赦すことで最果てを見る


総てを覚えるには小さすぎる収納庫に

一滴ずつあの人を垂らして

都合良く昔に然様なら

揺れる波紋に愛を奏でましょう


あの人の匂いが好きと

あの人の香水をつけて