眼鏡も買えずにあきらめていた金環食。
けれど朝ダンナさんに起こされ、「専用の眼鏡なくても見れるようにしたから!」と。
方法はなんと、CDRを2枚ほど重ねて太陽にかざす、というもの。(銀色のCDが良い)
すると!
本当に見えたんだよね!CD越しで!山下達郎のCDで!(昔のCDって銀色で使えた!w)
しかも、井の頭公園の橋までいこうとしたら、玄関のところの外抜けのところでバッチリ見えたのでそこでずっと堪能。
いやはや、興奮しました。
当たり前なんだけど、本当に、天体って動いてるんだなって
実感できて。
何か大きな愛みたいなパワーを感じました。
まさに金環ジャストの頃、
大家さんでもあるおばあちゃんが外の掃除を終えて戻ってきて
私たちの横を通ったので、(今、大家さんの母屋が改築中で、私たちの隣の部屋に仮住まいをしている)
ダンナさんが、「見てみませんか?」と大家さんに
CDを渡し、「いいんですか?」と遠慮しながらも大家さんが見上げると、「あらまあ!!」と感歎!
ずっと、3人ですごい!すごい!といいながら5分ほど眺めて。
大家さんも「これもう少しお借りして見ていてもいいですか?」と興奮気味。
「もちろん!私たちのぶんもありますから!」と我々。大家さんは「忘れないように心に刻みます」と何度もじっくりご覧になってました。
そして、金環が終わり、少し曇ったのでそれぞれ部屋に戻ろうかと思っていたときに、
大家のおばあちゃんが深々と御礼をしてくださり、ご自分のことをお話くださったのです。
「実は、今お話することではないんですが、主人が先週水曜日になくなりましてね。それでお葬式やらで忙しくしていたんです。金環食も、世間が騒いでるけれど、って感じで思っていたのですが。でもこうやって一緒に見られて本当に嬉しい。ありがとうございました」と。
そういえば先週、葬儀屋さんの車がとまっていたり、
大家さんが経営する1Fの病院では、
若先生が先週は深夜までずっと残って何かしているのが見えたし、
まさか大家さんが、、、と思ってはいたら
おじいちゃんだったそうで。
90歳の大往生で、おうちで看取られたそう。
おばあちゃんが、私たちに言ってくれました。
「金環食をあなたたちと一緒に見られてよかった。
一人で見たらきっと”主人と見たかった”、と思えて辛くなってしまうから。
だから一緒に見れて本当に良かった。楽しかった」と目を潤ませて、でも笑顔でそう言ってくれました。
私までなんだかジーンとしてしまい、
「なんかあればお隣なので、いつでも声かけてくださいね」と
お伝えし、
大家さんは深々また御礼をしてくれました。
昨日、友人も似たようなことを話していたけれど、
何か感動することとか、素敵なこととかに出会った時に、
その感動を共有したいって思える人=愛しい人なんだよね。
その人がいないと、どんな素敵なことが起こっても
かえって居ないことが浮き彫りになって悲しくなってしまうかもしれない。
でも、私たちも大家さんと一緒に金環食が見れて、より楽しかったし、
大家さんも、とても喜んでくれていたし。
ひとときだけど、ワーッとした楽しさは本当だったと思うから。
少しでも私たちといたことで、
大家のおばあちゃんが元気になってくれたら
嬉しいな、と思いました。
多分、一生忘れられない金環食になりました。
てか、
ダンナさんもグッジョブ!!