ここのところ、休みのときには必ず誰かがいた。
G.W.前半は実家に帰っていたし、後半はチアキが遊びに来た。
その翌週はノリコが遊びに来たし、さらに翌週は母が遊びに来た。
全員、休みの間中一緒にいたわけではないが、
休日期間の半分くらいは一緒にいたのである。
そしてこの週末だ。
私は終日1人だった。
私は1人が苦痛でない。
たまに「寂しいなぁ。」と思うことがないわけではないが、
基本的には1人の時間を楽しめるタイプだ。
だから、誰かと一緒に過ごした週の翌週などは
「あぁ、今日は久しぶりに1人で過ごす週末だ。のんびりできる。」
などと、むしろホッとしたりしたものであった。
ところが、今週(便宜的にこう呼ぶことにする)の私は違った。
寂しいのだ。
1人でいることが、心もとないのだ。
考えたら、
先月末の彼との別れ以来、休日には必ず誰かと過ごしていたことになる。
別れたその週は、気持ちも混乱していたし、
ところ構わず涙が流れ出るような状態だったから、
むしろ1人でいられる空間は貴重だった。
「寂しい。」
という感情よりも、
「悲しい。泣きたい。」
という欲求の方が強かったのである。
そしてなんだかんだ言っているうちに、G.W.に突入。
私は嫌でも家族と過ごすことになる。
それから後は、先述の通りだ。
別に、急に休日の寂しさを感じることはないと思っていたが、
実はそうではなかったのだな、と感じた。
「誰かが遊びに来ていた」のではない。
「誰かがそばにいてくれた」のである。
これも私の背中の人の配慮なのだろうか。
別れた時期がG.W.の直前だったというのも、
偶然ではないのかもしれない。
寂しくなる度、チアキに電話した。
土日だけで3回か4回電話した。
彼女はその都度、私の気持ちを受け止めてくれた。
秋には、この街の近くに引っ越してきてくれるとすら言う。
とてもありがたい。感謝の気持ちでいっぱいだ。
私の1番の親友。彼女を愛している。
別れて以来、「初の」1人きりの週末を私は乗り越えた。
気持ちは寂しかったが、行いが乱れたわけでもない。
普段の休み通りに過ごした。
家事と、近所のスーパー銭湯と、少しの買い物と。
図らずも、イレギュラーに過ごしたここ数回の休みを、
レギュラーに過ごしたことで、
私はまた日常を取り戻したのかもしれなかった。
今朝、彼をまた1つ遠く感じた私がいた。
以前は会いたくて会いたくて仕方がなかった。
もしも会ったら、
「いけない。」
と思いつつも、おそらく抱きついてしまうであろう自分がいた。
しかし、今の私はそうはしない気がする。
・・・・実際に会った際の保証はないが。
「1ヶ月か・・・。」
そう思った。
忘れるのにちょうど1ヶ月かかった。
長かったのか、短かったのか。
今の私にはわからない。
さらに時が流れて、より客観的に自分を見つめ返すことができるようになったとき、この恋愛の評価が定まるのであろう。
「悪しき縁」だったとは思っていない。
しかし。
やはり、間違っていたのかもしれない。
それは彼も感じていることかもしれなかった。
それでもなおかつ、今の私に言えることがある。
「後悔はしない。」
これは「将来の私」も変わらず言えることであろう。
私が「本当に」立ち直るのは、もう少し先のことなのであろうな、と
正直に思えるようになった私がいた。
G.W.前半は実家に帰っていたし、後半はチアキが遊びに来た。
その翌週はノリコが遊びに来たし、さらに翌週は母が遊びに来た。
全員、休みの間中一緒にいたわけではないが、
休日期間の半分くらいは一緒にいたのである。
そしてこの週末だ。
私は終日1人だった。
私は1人が苦痛でない。
たまに「寂しいなぁ。」と思うことがないわけではないが、
基本的には1人の時間を楽しめるタイプだ。
だから、誰かと一緒に過ごした週の翌週などは
「あぁ、今日は久しぶりに1人で過ごす週末だ。のんびりできる。」
などと、むしろホッとしたりしたものであった。
ところが、今週(便宜的にこう呼ぶことにする)の私は違った。
寂しいのだ。
1人でいることが、心もとないのだ。
考えたら、
先月末の彼との別れ以来、休日には必ず誰かと過ごしていたことになる。
別れたその週は、気持ちも混乱していたし、
ところ構わず涙が流れ出るような状態だったから、
むしろ1人でいられる空間は貴重だった。
「寂しい。」
という感情よりも、
「悲しい。泣きたい。」
という欲求の方が強かったのである。
そしてなんだかんだ言っているうちに、G.W.に突入。
私は嫌でも家族と過ごすことになる。
それから後は、先述の通りだ。
別に、急に休日の寂しさを感じることはないと思っていたが、
実はそうではなかったのだな、と感じた。
「誰かが遊びに来ていた」のではない。
「誰かがそばにいてくれた」のである。
これも私の背中の人の配慮なのだろうか。
別れた時期がG.W.の直前だったというのも、
偶然ではないのかもしれない。
寂しくなる度、チアキに電話した。
土日だけで3回か4回電話した。
彼女はその都度、私の気持ちを受け止めてくれた。
秋には、この街の近くに引っ越してきてくれるとすら言う。
とてもありがたい。感謝の気持ちでいっぱいだ。
私の1番の親友。彼女を愛している。
別れて以来、「初の」1人きりの週末を私は乗り越えた。
気持ちは寂しかったが、行いが乱れたわけでもない。
普段の休み通りに過ごした。
家事と、近所のスーパー銭湯と、少しの買い物と。
図らずも、イレギュラーに過ごしたここ数回の休みを、
レギュラーに過ごしたことで、
私はまた日常を取り戻したのかもしれなかった。
今朝、彼をまた1つ遠く感じた私がいた。
以前は会いたくて会いたくて仕方がなかった。
もしも会ったら、
「いけない。」
と思いつつも、おそらく抱きついてしまうであろう自分がいた。
しかし、今の私はそうはしない気がする。
・・・・実際に会った際の保証はないが。
「1ヶ月か・・・。」
そう思った。
忘れるのにちょうど1ヶ月かかった。
長かったのか、短かったのか。
今の私にはわからない。
さらに時が流れて、より客観的に自分を見つめ返すことができるようになったとき、この恋愛の評価が定まるのであろう。
「悪しき縁」だったとは思っていない。
しかし。
やはり、間違っていたのかもしれない。
それは彼も感じていることかもしれなかった。
それでもなおかつ、今の私に言えることがある。
「後悔はしない。」
これは「将来の私」も変わらず言えることであろう。
私が「本当に」立ち直るのは、もう少し先のことなのであろうな、と
正直に思えるようになった私がいた。