アフリカサファリ⑤ グルメについての2、3の事柄 | 世界一周行ってきます!と果たして言う事ができるのだろうか
(斬新な電球)

サファリの話をすると、この旅の一番盛り上がるところが終わってしまうので、先伸ばそう。


かわりに、みんな大好き、グルメの話題である。

今回訪れた、ザンビア、ボツワナ、ジンバブエの都市部は、観光客が多いため、ファストフードや西洋風レストランなどが比較的あった。

しかし、庶民の食事はもっぱらシマであった。

このシマ、以前南アフリカを旅行した時に食べたパッパとまったく同じもの。

ほかにも、ジンバブエのサザや、ウガンダのポショ、コンゴのルクも同様の食べ物で、さらにはフフ、モテケ、ブガリとも呼ばれる。

まあ、簡単に言えばウガリなのだ。



食べ方はこう。

シマをコネコネして(とりあえずシマと呼ぶことにしよう)、丸めておかずから滲み出た汁につけて食べる。

おかずは鶏肉や、牛肉(Tボーンステーキもある)、魚などで、最初に選ぶ。

そして、付け合わせの野菜を指差しで選んで(すべて選んでもオーケー)。

そして、最後に別皿でシマが出てくるのだ。


驚くべきことに、握りこぶしほどのシマが3つは皿にのっている。

いやいや、シマ3つは無理でしょ〜


ってなるけど、現地の人々はペロリだ。


うちのワイフはシマの食べ過ぎで太ったんだ、ってのが、男の共通のギャグ。



そして、シマっていったいなんなんだ、といったら、トウモロコシの粉をこねてマッシュポテトみたいにしたものである。


え?うまいのか?

最初は、無味!って思うけど、食べているうちにクセになってくる。米みたいな甘みもかすかにあり、口当たりもよく、どちらかというと、好きかな。

でも、3つは無理!




(ニギニギ、コネコネする)