現地時間19日深夜(日本時間20日)メジャー最長7回途中2安打1失点で
今季2勝目を挙げたダルビッシュだったが、同日、
米国スポーツ総合チャンネルESPNの名物記者、デビット・スクーンフィールドが、
独自の視点で「メジャーリーグ・10の心配事」をコメントした。
そこで1位にランクされたのは、「ダルビッシュ有の制球力」だった。
デビット・スクーンフィールド曰く「昨年232イニングで36四球だったダルビッシュが、
メジャー3試合の17.2イニングで13四球。
彼の投球を見るに、微妙に動く速球や切れの良いカーブ等、その能力に疑う余地は無い。
ただ制球力が伴ってい無いだけだ」と、其れほど大きく心配はしてい無い様子。
むしろ心配なのは、「コーナーをかじる程度で、インサイドをえぐる球が無い。
豊富な球種も自信なさげで、DICE-Kシンドロームが垣間見える」と、
先輩・松坂大輔の二の舞になら無いよう、先行きを案じていた。
最後は「長いシーズンで見れば、ダルビッシュは必ず成功するだろう。
ただ、多くの高評価を得て居る選手だけに、制球力が余計に気に成るのだ」とまとめて居る。
今季のMLBの目玉のひとつは、日本のエース、ダルビッシュ投手の移籍。
これから先も彼はメディアの関心を集め続けることだろう。
ちなみに「10の心配事」は以下のとおり。
1位:ダルビッシュの制球力
2位:アダム・ウェインライトの0勝3敗
3位:マイアミ・マーリンズの守備力
4位:ロサンゼルス・エンジェルスの四球の少なさ
5位:タンパベイ・レイズの中継ぎ陣の崩壊
6位:ジョシュ・ジョンソンの奪三振の少なさ
7位:フィラデルフィア・フィリーズの攻撃力
8位:スコット・ローレンの不調
9位:ホワイトソックス内野陣の攻撃力のなさ
10位:プレイ中のグランドに子供が乱入
10位の心配事はいささかどうかとおもうが、あらためて、
全米におけるダルビッシュの注目度が伝わってきた現地報道で有る。