しばらく 落ち着いて自らいかに処すべきか、さまざま考えた。

「たたかう」ことに迷いはない。

 

当初、亡くなった家族の入院経緯、とくに担当医の対応に納得がいかず、その旨を病院長に申し入れた際、いつの間にか、

〝現在の医療現場全般に対するご提言〟

〝いち医療者として、背筋を糺す機会〟

など、医療界に対する問題提起にすり替えられ、驚いた。

私が問題視しているのは、

〝現代の医療問題〟ではない。

おたくの病院の、当該医師の行為、対応についてである。

(それまで、これほど杜撰な医療者に出会ったことは無かった。〝あなたの病院は異常だ〟と思っている。そして私の家族は、〝壮絶なハズレくじをひいた〟と認識している)


そうかと思うと、行った医療行為については、水準を満たしているとか、それが死因には必ずしも繋がらないとか、ちまちました答えしか返ってこない。

〝なんのために、その医療行為を行ったのか〟or〝どうした理由から、その医療行為を行わなかったのか〟

という視点はない。

患者に対する医療プランはないに等しく、場当たり治療を行っているように感じられた。

(今後、やりとりのなかで詰めていく部分)


恐らく、多くの医療問題に対峙する人々が、

(いち医療者、医療行為に対して疑問を呈したことが発端であったとしても)

いつの間にか、

病院という組織

医療界全体

と闘う構図を、先方に作らされて

孤独な闘いを強いられていると思われる。


論点をすり替えられないように、気をつけよう!