最近は日差しの暑さよりも蒸し暑さが際立ち、べたつく汗や滴り落ちる汗を拭いながらのプレーとなりました。

曇り空なので一見、楽な感じがしますが、日が差しているいるより、身体の内部に暑さが篭っている感じがあり、受講者のみなさんもへばり気味でした。

東京から１泊２日で参加のリピーターOさん。

スイングの精度を上げ、飛距離を伸ばしたいとのこと。

身体の回転がしっかり出来ているスイングでフェードボールが持ち味でしたが、入射角がキツくなる傾向があり、傾斜地においても得手不得手がありました。

トップやダフリを嫌がってカット軌道で薄めにインパクトして凌ぐクセがあり、ミスショットを出さないようフォームを気にし過ぎる傾向もありました。

今までは身体の回転を促すため、出来るだけタメるようにしていましたが、リリースが遅れてしまう副作用が出ていました。

入射角を適正にするとともに捕まり具合を改善するために、右ひじの伸展運動を取り入れていきました。身体の回転はスムーズに行えるため、腕の振りを同調させることで遠心力を使えるようにしていきました。

ダウンスイングでタメずに腕を振り下す感覚を掴むことでヘッドスピードと初速の違いが解るようになり、タイミングを計ることに終始しました。

腕の振りと身体の回転のタイミングが合うにしたがい、打ち出しから高く、捕まった伸びのある弾道になり、スイングの精度を上げるために行わなくてはならないことが明確になりました。

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スイングの精度を上げ、飛距離を伸ばしたい。