現在、熊本市現代美術館で開催中 

花・風景 
モネ×大巻伸嗣×蜷川実花×名知聡子


に、行ってきました。
昨日は、ギャラリートークでお三方のおしゃべりあり。
まぁ、蜷川さん目当てでいったのですが、名知さんのトークが面白かったです。

名知さんはまだ若く、話し方もかなり幼い。「えっと~」「みたいな」
などとうちょっと大丈夫か?と思わせるほどの話しぶり。
しかし、なぜかハートが持ってかれるのが不思議。
逆に等身大の彼女だからこそこういう表現ができるのかとも思わされた。彼女の絵の題材も身近。友人だったり、失恋した自分だったり。

蜷川さんは、もっとツンとした女のかと思ったら、意外とおとめチックな人でした。話すときのしぐさとか、いい意味で女っぽい。
スラリとした姿から、作品からの強い感じとは違ってちょっと好きになりました。
作品を初めて生で観たのですが、大きなパネルに囲まれた空間があるんですが、下をのぞくとはっきりと自分の姿が見えて、また天井が反射して連続で花が重なって見えて、おぉ~と楽しんでたんですが。ふと横をみると、反射が鈍い画面になってる。こっちのほうが、自分の顔のと面までの距離って近いのに、不思議と離れて、というか、曇って見えて。なんだか不安な気持ちにさせられました。こんなビビッドな花に囲まれてそんな風に感じるとは不思議。

大巻さんはいったって普通のトークでした。
作品も特別ひかれなかったのですが、時間とともに人に踏まれ少しずつ形を変える作品。会期終了間近に、どうなったのかもう一度見たいと思いました。

全体的には作品数も少なくて、モネとなんで?って思いました。
何でこの3人を選んだのかと館長にたずねてみたら、館長チョイスだとらしい。
3人は今輝いてる人々という館長のビビビには納得だけど、この少ない数で1000円は高いぞと思ったけど、結構いいもの持ってきてたりするんだろうな。と。
モネが特別見たかったわけでもないので、モネ好きな人は楽しいかも。

蜷川さんが、霧島アートの森で展示している作品はまったく違うものとのお話だったので、ぜひ鹿児島も見てみたいなとおもいました。