多文化家庭支援センター http://www.liveinkorea.kr/en/
(残念ながら日本語は無しです。)

以前、ネットで調べてしっていた、多文化家庭支援センター。
行って見ようかとオッパに相談していましたが、
いわゆる東南アジアからお嫁に来ている方が多かったりするので、
日常会話のできる私には韓国語教室のレベルが簡単なのではないか、同じ国籍同士固まって、私が寂しい思いをするのでは、とオッパが懸念してなかなか動きませんでした。

私も何かのイベントのサクラとして動員されたとか、支援のためでなく、実績報告のためのイベントも多いとかいううわさも聞いていたので、足踏みしていました。

試験の情報とかいろいろ入ってくるだろうし、ひとまず相談にいってみようと。
まー行ってみて、通うか通わないかはその後決めればいいかなぁと思っていってみました。


まずは、事務所をたずねて相談してみました。
申請書に記入して。どのくらいすんでるか、
どうやって知り合ったのか簡単に質問されました。
ここで出てきた担当者の人がちょっと問題。
まったく気が聞かない!!

オッパと私に開かれている教室の一覧表を見せて、
こんな教室が開催されてます。それ以上の説明無し。
え?

何もわからず来てる人に対して、その態度?

30分以上座ってましたが、お茶のみますか?とか、韓国語上手ですねとか、言われただけでした。
どういうカリキュラムの内容説明してよー。要するに手続きの事務はするけど、カリキュラムの内容は知らないようでした。
結局、今やっている授業を見せてもらうことにしました。

韓国語上手ですねーと言ってたくせに、超初級の教室に案内されました。
先生とほんの少し会話したとたん、「あ、ここじゃないね、中級にどうぞ」って中級に案内されました。
そこではトピック講座が開かれていて、
中国 2人、フィリピン 2人、台湾、カンボジアの女性たちが勉強していました。25~40歳くらいの年齢層でした。皆さん韓国語会話は可能で、感じのいい人たちでした。

トピック高級の内容だったので、私の知らない文法もたくさんありましたが、
先生が説明している内容は聞き取れたので、勉強になりそうでした。
ちなみに私のレベルはハングル能力試験準2級程度です。

来週から週2日、この教室に通ってみることにしました。
トピックも受けてみたいし、少し人のつながりが広くなればいいなー。
日本人も一人いるみたいですが、初級で結構年齢が上の方らしいです。

教室が終わって、オッパと話したんですが、最初の担当者の態度が悪くてすごく怒ってました。
普段は温厚なオッパが怒っていたので、どうしたのかと話を聞いてみたら・・・。

まず、開口一番、オッパを見て「お若いですね。」といわれたのです。私はそのまま流してましたが、オッパはカチンと来た様子。

基本的にこのセンターに来るのは東南アジア系の方が多くて、
ざっくばらんに言いますと、結婚できない韓国男性がお金を払ってお嫁さんをもらうというシステムです。
顔も見たことの無い韓国人男性のところへフィリピンやベトナムなどからたくさんの女性たちが移住してきます。オッパの従兄弟にも一人ベトナムの女性と結婚している方がいます。
韓国ではよくあること。
そういう多くの人のためにこういう支援センターが充実しているのです。

その、支援センターの担当者がオッパを見るなり「お若いですね。」と言ったという事は、
一般的に結構年の行った韓国人男性が東南アジアからお嫁さんをもらうことが多いので、
私たちのなれそめも聞かず、はじめからそういう目で人を見ている担当者に腹を立てていました。

それから、永住権や、いろんな今後のシステムについてもたずねたのですが、よく調べもせず、
説明内容もちょっとおかしなところが多かったので、オッパは益々腹を立てた模様。
私がこれから通う教室があるから、ということで我慢したそうです。

私も妊娠しているかどうかたずねられました。していないといったら、
「ここに来る人たちは、すぐにおなかが大きくなるからね。」
ですって。感じ悪いわー。

一緒に勉強する人たちや韓国語の先生はよさそうなので、ひとまず通ってみようと思います。
こういう支援センターがあるのは。皆さんご存知なんでしょうか?
私は市役所のHPでこのセンターがあることを知りました。
市役所で婚姻届を出したのに、こういうサービスがあることは誰も教えてくれません。

年金を払えってお知らせはすぐ来たのに・・・。

韓国語がほとんどできずに、韓国にやってきた人には非常に不親切な制度だなーと思いました。


本当の支援って何か考えさせられた日でした。