久しぶりに映画を見ました。
昨日からオモニムが、従兄弟の結婚式のためソウルに行っているので、
息子のお昼寝時間とアッパと遊ぶ時間と合わせて
ゆっくり時間が取れました。

もともと映画好きでたくさん見ていたけれど、
渡韓を境にほとんど見れなくなって、出産後は時間も取れなかったり
気持ちに余裕が無かったりで見れてませんでした。

日本にいないおかげで最新作の情報が検索しないと入ってこないから
見たい映画もどんどん減って…

その中でも見たかったのが「舟を編む」でした

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舟を編む




あらすじ 
辞書編集部の荒木(小林薫)は、自分が退職した後の人材として馬締(松田龍平)を見出す。
彼を含めて現在製作に取り掛かっている「大渡海」の編集を進める。
馬締は「辞書は言葉の海を渡る舟、その海を渡る舟を編む」という言葉に感銘を受ける。
もともと本好きの馬締は、辞書作りにのめりこんで行き、同じ編集室の仲間たちと苦手だった
人間関係も築いてゆく。そして、下宿先のタケの孫娘である板前のカグヤが同居するようになり…

キャスト
松田龍平 宮崎あおい オダギリジョー 池脇千鶴 黒木華 加藤剛 小林薫 伊世山ひろ子 鶴見信吾 八千草薫 又吉直樹 

2013年


 
馬締の部屋                     辞書編集室初日


   
辞書編集室の面々

   
口下手な馬締は手紙に想いを託す      マックで女子高生の会話を盗み聞き(新語の収集)

 
 
ファッション紙からやって来た新人       監修の松本先生は病に犯され…



1995年の時代背景なので、コギャルとかが使う懐かしい言葉がありました。
大きな感動とかは無かったけれど、しっとり流れる時間がよかったです。
なんといっても龍平さんの空気感ですね。
かぐや(あおいちゃん)と、みっちゃん(龍平さん)が台所で会話するシーンが好きです。
え!その間!?え!その返し!?って思っちゃうんですけど、それで成り立ってる二人のなじみ具合がいいです。
かぐやがいつの間にみっちゃんを好きになったのかが、もっと知りたかったけれど、
あえてそこを省くのがいいのかもしれません。切るのいろいろな表現とか観覧車とか
決定的なことは無いけれど、かぐやの心を癒したんだろうな。
辞書作りなんて注目したこともなかったので、その裏側が垣間見れて面白かったです。
言葉を採集していく作業が一番楽しそうだったなー♪
オダギリさんのチャラぶりがいい味でした。アノ感じがなかったら退屈になっただろうし、いいスパイスでした。

★★★★☆ 星4つ!

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次に是非見てみたいなと思っているのは
「繕い裁つ人」漫画の導入部分を少し見たことがあって
中谷さん、ぴったりだーと思っていたので
そのうちまた時間を作ってみたいと思います。