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amenco映画日記



2003年 
監督 熊切和嘉

出演 加瀬亮 小林明実 木崎大輔 麻丘めぐみ 宇崎竜童


祐一郎(加瀬亮)は、15年前に突然行方不明になった妹マリエについて、当時子供だった自分は何か目撃したのではないかという念にとらわれる。
ある日、若い女性が数年の間男に軟禁状態にされていたが、無事に保護されたというニュースが流れる。母親は、それをマリエではないかと感じ。弟もマリエが帰ってくると半狂乱になる。
そんなうちにこもった悩みを抱えながら、大学の研究として通い始めたSMの女王に祐一郎は、打ち明けるように、吐き出していく。マリエとのことを思い出し。当時、自分の家に住んでいた叔父が自殺したこと。叔父がしていたこと…。


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陰鬱な雰囲気が漂いまくりの映画でした。
加瀬さん、すごいね。熱演でした。
自傷行為や自慰行為する加瀬さんは、ちょっと目を背けたくなるくらいの息遣いや筋肉の収縮で圧倒されました。
妹の失踪にとらわれながら崩壊していた家庭が少しずつ再生していく様子を描いた映画でした。
SMの女王との行為もカウンセリングに近いものがあって、なかなか精神とか、心理とかに迫るような映画でした。
重いの苦手な人は、避けたほうがいいかも。結構きついよ。

★★★☆☆ 星3つ!



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