【邦画】ぐるりのこと。

ぐるりのこと。

http://www.gururinokoto.jp/

監督：橋口亮輔
出演：木村多江　リリー・フランキー倍賞美津子寺島進安藤玉恵八嶋智人寺田農柄本明木村祐一斎藤洋介温水洋一峯村リエ山中崇加瀬亮光石研田辺誠一横山めぐみ片岡礼子新井浩文

（あらすじ）
妊娠中の翔子（木村多江）。部屋のカレンダーには×印。その意味は「スル日」。
しかし、そんな日に限って遅く帰ってきたカナオ（リリー・フランキー）。職を変えて法廷画家になったと話す彼にあきれる翔子だったが、「決めたことはやろう」と寝室へと入って行く。カナオもぼやきつつも寝室へと消えて行くのだった。
なんでもきちんとしたい翔子と、のらりくらりとしたカナオ。
そんな二人のぐるりで起こる色々な出来事のお話。
たよりない夫に不満を感じながらも、暖かい一面にも触れ、幸せそうな二人。
そんな二人にやってきたのは、生まれてきた子供の死であった・・・。

カナオが一見、頼りない感じもあるんだけど、
一つ一つの言葉が的を得ていたり、法廷で手元や足元に目が行ったり、
物事の本質を見抜いてるような姿が良かったです

それでいて大きく包んでくれるような存在感でした。素敵です

もっと暗くてうつっぽい映画なのかと思っていましたが。
イメージとは違いました。
翔子が泣いて取り乱すシーンとかもあるんだけど。
個人的には、「手が好き」とか、トマトを二人で食べたりとか。
そういう暖かいシーンにぽわっとなりました

身近にあるちっちゃい幸せを大事にすることを心がけて生きてるので、
そういう描写が素敵だなあと思いました。
また、人生経験積んでから見てみたいなぁと思った映画でした

★★★★☆　４つ！

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