リアル・フィクション


amenco映画日記




2000年
脚本:キム・ギドク
総監督:キム・ギドク
監督(担当場面) 
クォン・ギファン(公園) ホン・ミスク(小劇場) ホ・ソンウク(写真館) マ・デユン(花屋) チョン・ジュノ(精肉店) ソン・ジョンオク(事務室) モ・ギョンファ(花屋) ソン・ウォンイル(事務室) ユン・ヨンフン(漫画喫茶) カン・チョル(食堂) チョ・イノ(画室) アン・サンヒョン(路地,道,公園)

出演:チュ・ジンモ ソン・ミンソク キム・ジナ キム・ギヨン ミョン・スンミ イ・ジェラク 

青年(チュ・ジンモ)は、近くの公衆電話を盗聴しながら、公園で肖像がを描いている。
やくざに絡まれ、売り上げを横取りされても黙って耐えている。
そんな彼の前に現れたカメラを手に持った女。女について行くと「もう一人の私」とかかれたチラシの建物へと入っていく。
そこには、ある男がいた。青年は屈辱的な行為を受ける。そして、拳銃を持たされる。男は青年に代わって浮気する恋人や、軍人時代にいじめた先輩、 濡れ衣を着せられ暴行された刑事など、彼が出会ってきた人々への不満を罵っていく。それは同時に青年の感情の解放でもあった。建物から出た青年は拳銃を手 に、これまで侮辱を受けてきた人に会いに向かう。


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最初から謎です。少女が男をビデオで撮ってるのが謎。
途中から考えるのはやめました。そのままみようと。
12人の監督でそれぞれのシーンを撮ったそうです。撮影時間3時間20分は記録だそう。
もう一人の自分に出会ってからの彼の残虐なことといったらない。
人は誰しもそういう感情を持っているけど、外へは出せないでいるもの。
それを出しちゃった時が犯罪になるんだろうな。
自分の中にも決して無いとは言い切れない。
最後の終わり方が、映画としてありなの!?ってな作りでした。
人の不幸の上にあぐら書いてちゃだめね。
全体的にきつい内容だけど、元恋人にあったり、見知らぬ絵描きの家に入ったり。時々ほっとします。そこが好き。

★★★★☆ 星4つ!




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