![amenco映画日記](https://stat.ameba.jp/user_images/20130326/22/amenco-amenco/91/de/j/t02200308_0400056012474639206.jpg?caw=800)
川の底からこんにちは
監督:石井裕也
出演:満島ひかり、遠藤雅、相原綺羅、志賀廣太郎、岩松了
(あらすじ)
佐和子は上京5年目、彼氏も5人目のOL。仕事もさえないし、彼氏もさえない。でも所詮、自分のさえない。自分にはこのくらいの仕事、このくらいの彼氏で・・・「ま、しょうがない」これが口癖。
地元のおじからの連絡で、倒れた父に代わって、実家のしじみ工場で働くことに、さえない彼氏は仕事もやめて、連れ子も連れて一緒にやってきた。
工場のおばちゃんたちにはソウスカン。
これからどうなる・・・?
「カケラ」の満島ひかりがよかったので、今回も鑑賞。
予告の木村水産社歌に惹かれて。
この監督、私より、若いじゃん。・・・ショック。
私にはちょっと未完成感があったけど、まぁ、つまらないわけでは無かったです。
かみ合わない会話とか、もどかしいほどにかみ合って無かったです 笑
岩松了の一人舞台かとも思った前半でしたが、それぞれに個性の出てきた後半、楽しめました。
かけおちじゃないとか、いろいろ説明すれば誤解も解けるのに、口下手?な主人公が、なんだか好きになる。これは満島さんだからこそできる抜け感の ある演技のおかげかと。「プライド」では悪い女役立ったらしいので、そちらもぜひみたいと思う今日この頃です。子役の子や、経理のおっさんなど、脇役の皆 さんもかなりしぶかった。素敵。
かめばかむほど味の出る。
人間ってそういうもんかもしれない。
と、思えた映画でした。
★★★★☆星4つ!