花のあと
監督 中西健二
原作 藤沢周平
出演 北川景子 甲本雅裕 宮尾俊太郎 相築あきこ 谷川清美 佐藤めぐみ 市川亀治郎 伊藤歩 柄本明 國村隼
（あらすじ）
父に剣術を習い、負けたことの無かった以登（いと：北川景子）は、藩随一の腕を持つ江口孫四郎（宮尾俊太郎）に手合わせを願う。初めて自分を女と してではなく、一人として竹刀をあわせてくれた孫四郎に、恋心にも似た想いをいだくのだったが、世が世。以登には才助（甲本雅裕）という許婚がおり。やが て孫四郎も名家の婿になることに。その縁組で出世した孫四郎であったが、妻（伊藤歩）の以前からただならぬ関係にあった藤井（市川亀治郎）にはめられて、 失態をおかし、自らの命をたったのであった・・・。
藤沢周平シリーズはどれも好きなのですが、
この作品も好きなもののひとつになりました。
ぞっとするほどの感動はないんだけど、まあいいかなという温かさの感じられる作品でした。
嫁入り前の若い娘の微妙な心理具合とか、嫁入り後の物の座った感じとか。
以登とおしゃべり友人の会話がなんだか幸せで見ていてほっとしました。
意外と似合う北川さんの和装、がんばったんだろうな～と努力の感じられる殺陣。若手俳優人の初々しさも感じられるさわやかな前半です。
ちょっと頼りない部分もあったけど。
時に碁をさす柄本明さん＆國村隼さんが画面をしめます。
後半はなんといってもの甲本さん。
私は甲本さんの演技はすごく好きで、もっと注目されていい方だと前々から思ってるのに、ちょい役が多いので、今回メインでうれしかったです♪
市川さんの悪役もはまってます♪
★★★☆☆ 星３つ！
甲本さんは★★★★★星５！
