amenco映画日記


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

監督 田中誠
脚本 岩崎夏海 田中誠

出演者 前田敦子 瀬戸康史 峯岸みなみ 池松壮亮 川口春奈 大泉洋



(あらすじ)
ベストセラー「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の映画化。
いつも予選の敗退の弱小野球部。やる気のない部員たち。病気の親友の変わりにマネージャーになった川島みなみ(前田敦子)はマネージャーの仕事に 役立つ本を探すが、手にした本はドラッカーの「マネジメント」。経営学の本だった。これを野球部に当てはめて考え始めたみなみは、次第にみんなのやる気を 起こし、甲子園出場へ向けて部員たちはひたむきさを取り戻していく・・・。



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どうしても世間ではやっているものには嫌悪感があるので、「もしドラ」も読んでないし、AKBファンでもありません。そのためどーしても見る気になれなかった作品でした。
この映画は「もしドラ」のプロモーションなのか。そうだとしたら、原作の面白さは伝えきれてなかったんじゃないでしょうか。最初疑って、中盤ちょっと感動して、終盤やっぱり残念と思っちゃいました。
原作あっての脚本だから仕方ないんだろうけど、ただの青春スポーツ映画としてみれば、ドラッカーのマネジメントそのものがちょっと邪魔くさい。
なんといっても主人公のみなみが言わされてる感満載。前田さんの演技力が問題なのもあるかもしれませんが、主人公の気持ちの動きみたいなのが感じられませんでした。
大泉さんと、キャプテン役をやった子はなかなかいい味が出てましたが、それ以外の配役が微妙でした。
野球青年なら、まず、前髪を切れ!!っと突っ込みたくなるような。
AKBの二人が目立てばいいからなのか?
男の子たちの個性にもう少しスポットを立ててほしかったなぁと思いました。
果たしてこの映画の「顧客」は?「真摯」はどこにあるのか、それが最大の謎です。


★★☆☆☆ 星2つ!

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