2017年製作



久喜文宏は11才の時に父親(村井國夫)からお前は邪になる為に創られた子供だと告げられる。
何の事か分からずにいると同じ年頃の少女が部屋に入ってくる。
そして父親はこの少女はお前が14才になる時、邪になる為に必要な人間だと言われる。


少女・香織と一緒に過ごしていく内に文宏の中に特別な感情が芽生える。
ある日、父親の部屋を覗くと香織が下着姿で父親の前に立ち小刻みに震えていた。
次第に文宏は香織を守らないといけないといけないと思い始める。

香織と離れて十数年後、文宏は顔を変え新谷弘一(玉木宏)として別人になり、探偵を使って香織(新木優子)を探し始める。

すると自分とは別に香織を探している人物がいる事が判明。
それは異母兄弟の幹彦や、テロ組織のJLのメンバーで久喜家から枝分かれした人物の伊藤(吉沢亮)。
伊藤は文宏に接触しようとするとするとそこには別人の新谷が現れた。
伊藤は資金目当ての為、新谷と繋がりを持つ。

自宅マンションへ帰るとそこには全てを見透かした様な刑事(柄本明)が待っていた。
目をつけられている少し動揺しながら部屋へ入ると今度は男が1人…。
久喜幹彦(中村達也)が待っていると言われる。
恐る恐る幹彦の元へ行くとそこは拘束された男が拷問されている最中の目を覆う現場だった。
そして次会う時まで香織を連れてくる様に言われる。



探偵の手筈で香織の働くお店で会い話す事ができる。別人になった新谷は懐かしい眼差しで香織を見つめる。

新谷は香織を守り抜く事ができるのか…。



【感想】
超ダークです。
幹彦役のBLANKEY JET CITYのドラムの中村達也。この人の演技がめっちゃ怖かったです!
エグ過ぎます。
邪になった人物。
でも新谷も香織を守る為とはいえ、父親や香織に付きまとう男を殺しているのであまり変わりはない?

香織を損ないたい、自分の憂鬱で人を殺す幹彦は本当に怖すぎる映画です。

つまらないという感想もありましたが、ある意味印象に残った作品でした。


玉木宏の顔が好きです!体型も!
でもこの作品ちょっとタバコ吸い過ぎですよね。