母の転院先は、地元でも有名なリハビリには定評のある病院でした。

確かに転院前に父と見学に訪れた際、入院中の患者さんのリハビリの様子や、PTさん(理学療法士)やOTさん(作業療法士)やSTさん(言語聴覚士)とのマンツーマンのリハビリ風景を見ていて。

ここなら、母、歩く事は難しいだろうけれども、人間観を取り戻せる!って思えて。こちらの病院へ転院する事に決めました。

転院が決まってから、急性期病院の主治医からも、こちらの病院はリハビリかなりハードですが…。

お母様、より良い結果に向くかと思います。

身体障がい者手帳の申請は、このリハビリ期間を終えてから、申請された方がいいかと思いますので。

長くて半年間になりますが…。

お母様にリハビリ頑張って頂きましょう!とのお話頂きました。


ただ、こちらの病院はかなり老朽化が進んでいて…。(後に新たな地へ移転します。同じ市内です。母も一緒に移転?転院?新築病棟へお引っ越ししました。そのお話はまた後々。)


雨漏りは当たり前!廊下は歪みだらけ!御手洗いもきれいとは言えません。

患者さんのベッドも古くて。ストッパーが壊れていても当たり前。壊れていても、その場その場で急場を凌ぎ、数ヶ月後には新築病棟へ移る事が念頭にある為、何とか今、在るもので賄う!そんな経営理念だった様です。母のベッドもストッパーが壊れていて。これが元で後に同部屋でお隣のベッドの患者さんのご主人さんから暴言を吐かれ、私、プチ切れてしまい、ナースステーションに駆け込む騒動を起こしてやりました!

父も度々、問題行動を起こしては…。

私が平謝り?!


ほんと色々ありました!

約7ヶ月も病院に居ると…。

母はず~っと居ました。

私も約7ヶ月もの間、毎日、通いました。

父もほぼ2日もしくは3日に一度は、連れて行きました。


このリハビリ病院には、母、約7ヶ月近く入院し、後半は、新築病棟へ転院もしましたが…。本当にお世話になりましたが…。

入院当初から、ベッドの件もそうですし…。ほんと色々な出来事がありました。入院当初から信頼関係?信頼感は正直、全くありませんでした。やはり、最初のベッドストッパーの件から…。

しかし、 今、思えば、ほんと懐かしく。母、リハビリ辛かった事とは思いますが…。楽しい時間過ごさせて頂いていた事であろうと。

約7ヶ月もの間、職員さん達と一緒に過ごしていると、ある意味、いわゆるファミリーみたいなもので。

こちらのリハビリ病院さんには本当に心から感謝しています。

このリハビリ病院に入院した事によって、色々な人との出会い、めぐり合わせもありました。


母の事、思い起こしながら、少しずつお話して行けたらと思っています。

長い長いお話になるかと思います。