かねがね紙幣発行による金融緩和を主張してきましたが、日銀の動きは鈍いままです。
反対意見の大部分は、「紙幣を発行すると円の信認が無くなり暴落を起こす」というものです。
まず反対者の中には、なんとなくお金を刷るのは倫理的にまずいと思っている人が多いと感じます。
これはもちろん専門家ではなく一般人の反対者の話ですが。
ちなみに今現在でも1万円札は刷られていますからね。
問題はその量を、どういった計算式や指標で決めているかということです。
世界中の国が紙幣発行を進めている中で、既存の計算式や指標は時代遅れになっているのではないでしょうか。
次に、円の信認が無くなると信じている人について。
日本の経済規模とデフレ状況を見ればちょっとやそっとでは暴落などありえません。
だいたい50%価値が下がっても、1ドル150円です。
2004年あたりでは130円でしたから、150円でも大したことありません。
そのうえ、暴落したとします。
たしかに海外旅行は行きにくいです。輸入品も高くなる。
・・・で、その代わり日本の産業は大活況になります!
仕事が増えて、特に若年層でバカ高い失業率も改善します。
何が恐いんでしょうか?
なぜやらないんでしょう?
全力で日銀の対応を批判すべきです。