世の中には数え切れないくらい多くのピアニストたちが活動しています
ピアニストって何か資格があるわけでもなく、名乗った者勝ちなので何人いるの?って聞かれても明確な数ははっきりしていません😅
私の感覚だと1億人くらいいるんじゃないかなー💡
ただ、そのヒエラルキーのなかで最も頂点に立つピアニストは100人くらいだと思っています。
1億分の100ということは100万人に1人という計算です、まさに「選ばれし者」という印象を受けます💦
じゃあ頂点にいるピアニストとそうじゃないピアニスト、どう違うの?と思いますよね。
まぁピアニストと一括りにしてもいろんな持ち味がありますし、テクニック重視のピアニストや表現力重視、パフォーマンス重視、構成力重視などいろんなタイプがいますが、やはり彼らは他のピアニストたちと比べて突出した何かを感じます。
簡単に言うと楽譜の読解力とオリジナリティーが全然違います!
まぁその読解力とオリジナリティーが万人受けするかと言われるとそういうわけでもないんですけどね😅
でもどちらも大事な要素です!
彼らのすごいところはただ好き放題に弾いてるわけではなく、楽譜通り弾けた上でオリジナリティーを出していることなのです。
クラシック音楽の分野ではいかに作曲家へのリスペクトが重要視されますから、必ず楽譜に書かれたことを尊重しないといけません。
その上でオリジナリティーを出していくのですが、彼らの演奏は「そういう弾き方があったか!」と想像の斜め上を行く表現があるんですよね。
アイデアがや発想が瑞々しく、それが人々の共感へと繋がっていくのです😊
「個性の爆発」という表現が正しいかもしれませんね✨️
不思議なことに、ピアノという楽器は学力と比例していて、勉強ができる人ほど高い技術を持っていることがほとんどです。
なぜかというと、その方が楽譜を読み解く力が強いからです。
私にとって楽譜というのは「五線譜に音符や記号が書かれた書物」ではなく「設計図」だと思っています
そういう読み方ができないといくら練習しても平面的な音楽にしかならないからです。
立体的な音楽を表現したければ最初から最後まで目で音符を追うのではなく、「ここからここまでどう弾こう」とか「どの音が欲しいのか、どんな音で弾きたいのか」等緻密な計画が立てられるようにならなければいけません。
それらをクリアして、オリジナリティー性のある演奏ができる人が頂点に立つわけなんですね
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