バッハ(ヨハン・セバスティアン・バッハ)といえば「音楽の父」と呼ばれ、数々の名曲を生み出してきた超有名作曲家ですね🤗
私も小学生の頃から学び始めて今日に至るまで、たくさん弾かせてもらいました✨️
ただ正直な話、子供の頃ってあんまり弾いてて楽しいと思ったことがないというか...お教みたいで退屈だな...という印象しかありませんでした。(バッハさん本当にごめんなさい😅)
なんか宗教くさいというか、厳かすぎて躍動感みたいなものが感じられなかったんですよね。。。
それもそのはず、バッハの書法ってポリフォニックに書かれているものがほとんどなんですよね!
ポリフォニックとは、簡単に説明すると「右手が旋律で左手が伴奏」ではなく「たまに内声やベースを弾くこともあるけれど、基本的には右手も左手も旋律だよ!」という書法を指します。
↑モーツァルトのK.545ソナタ第一楽章、左手がドソミソ♩という伴奏に合わせて右手が旋律を奏でます。
とても明確な譜面だと思います。
↑一方バッハのインヴェンション第8番。
どっちが旋律でどっちが伴奏かって言われても、う〜んどっちだろうってなんかいまいちよくわかりにくいですよね😅
このようにバッハの譜面って、わかるようでわからない、小学生や中学生からしたらすごく難解な曲というイメージが付きやすいです😅
この難解な譜面を私は「お教みたい」と感じていたのでしょうね。
やはり対処法としては譜面そのままにダラダラと音符を追って弾くのではなく、「どこまででひとつのフレーズなのか」「この音はどこに繋がっていくのだろう」という楽譜の読み込みをひとつずつ丁寧に処理していくことだと思います。
ちなみにバッハって、私が学生の頃はインヴェンションとシンフォニア、平均律、フランス組曲くらいしか知りませんでした。
それが大人になってからイギリス組曲やパルティータ、フランス風序曲の「組曲」を知ったことで、大きく価値観が変わりました👀
どういうことかというと、先に挙げた曲たちは「演奏時間がせいぜい1~2分の曲たちを集めた教材用の作品」
という印象が強くてドラマチック性が薄く感じました。
それが後半に挙げた曲たち(特にパルティータは“バッハ作品の集大成”とも言われています)のスケール感の大きい曲を体感すると
なにこれ、バッハすごすぎ🥹🥹🥹
という感想を持ったからです!
なのでもし子供の頃の私みたいに「バッハってたいくつだな〜」と感じている生徒さんが見えましたら、思い切って少し上級者向けの曲を一部分だけでも良いから(アルマンドやクーラント)チャレンジしてみるのも良いかもしれませんね😊
個人的にはイタリア協奏曲がおすすめです✨️
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