MA-MI SHAKE!!

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イギリス暮らしのmaitinがお届けするドタバタUK生活。

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先日、友人と「羊は下等か、否か」についての議論をした。

議論というより、鼻から「羊は下等だ」と決めつけ、その所以についての意見を
交換しただけなのかもしれない。結果、下等であるが故に周囲の目を気にもせず
、煩悩をさらけ出し、メェメェと草ばかり食べている羊は幸せだということにな
り、挙げ句の果てに二人とも羊になってもかまわないとさえ思えた。

私の長い人生の中で、ここまで羊に興味を持つのは最初で最後だろう。これを機
会に生態くらいは調べておこうとwikiを開いてみた。そこで、この議論に有効な
いくつかの事実を知る事ができた。

①群れたがる性質。孤立すると過度のストレスを受け、先導者(単に最初に
 動いた者だったりする)に従う傾向。
②同じ品種、同じ角のサイズの者同士が群れを成す。
③同等レベル同士ではエサ争いが起こる。
④IQはブタ以下、ウシと同程度。
⑤人や他の羊(以下、他羊と記す)の顔を覚え何年も記憶する。表情から心
理状態を識別する。
⑥非常に食べ物に貪欲。

以上を踏まえた、私の見解は、
①:寂しがりやであり、長い物に巻かれたいのだろう。「他羊の目」も気に
  している。そんな中、初めに動いたパイオニア的存在は評価してやるべきだ。
②③:上下関係がある。角サイズがレベルの目安。強い者とは争わな
い臆病者。
④:羊にIQを持ちかけるのは酷な話だ。
⑤:まさかの能力。人や他羊の顔色を伺いビクビクしているのか。
⑥:そんなことは知っている。

こう考えると、一概に羊界もボケ~ッとした幸せに包まれているものとは言えな
さそうだ。一瞬でも憧れを持った羊界も意外とシビアなのかもしれない。
メェメェと鳴くのは、お互いに他羊の存在を確認して安心し、エサばかり食べて
いるのも、もしかしたら食べているフリで、単に他者(人も含む)と目を合わせ
たくないだけなのかもしれない。それ故の食べているフリなのだ。年がら年中食
べているように見えるが、羊の胃にも限界はある。
そして長年を共にし、せっかく覚えた他羊の顔も肉食用に潰されると、急に姿を
消し、明日は我が身と日々怯えているのだろうか。

いかがなものか。
羊はストレスの塊じゃないか。もしかしたらストレスが原因で羊毛は縮れている
のかとさえ思う。こんなにも他者を気にする臆病な性格で、ウシと同等のIQでは
可哀想だ。神はもっと低いIQを羊に与えてやるべきだった。もっと、煩悩だけに
振り回される単純な生物にしてやっても良かったのではないか。この世に生まれ
生きる者全てに苦悩と試練を与える神。羊だけ特別視できない。
もはや、「羊は下等か」についての議論は成り立たない。もっと下等にしてやっ
て欲しかったというのが私の意見だ。
そんな視線で羊達に目をやると、せつなさもひとしおだ。

このような意見を述べられる友人がいて、私は幸せだ。まさか羊には真似できな
いだろう。
最近くだらない事であるが、とても気になっている事がある。
羊はバカなのか。。と言う事である。

先日、友人を訪ねてイギリスへ訪れた際の事である。
あまり期待していなかった食事であるが、友人の選択が良かったのか私が鈍感なのかそれにほぼ満足していた。
調子に乗って一日中(特に夜)何かをつまんでいた。

すると、3日目の深夜に友人がこう言った。
「ほ乳類で一番バカな動物は何か知っているか」と。
ナマケモノとか。。等と考えていると、友人が続けた。
「羊は一日中ずっとムシャムシャ、草ばかり食べて。バカかと思う。気を付けた方が良いよ」
友人はずばっと私の暴食を注意し、羊がいかに滑稽かを話した。
イギリスの牧場でじっくり観察した故の事らしい。

しばらくして、ひょんな事から家族で六甲牧場を訪れた。
そこにはたくさんの羊が放牧されており、入園するなり、牧草地帯から迷った(かどうか分からないが)羊が数頭無心に草を食べていた。一心不乱とはこの事ではなかろうか。
牧草地帯では全ての羊がその状態である。
とにかく草、草である。記念写真も羊が下を向いて草を食べている為、全て失敗。
草意外には興味がない様子なので、試しにペットボトルのお茶を背中に乗せてみたら、見事成功。
羊の視野は320度程もあるらしく、見えていないのではなく、とにかく草なのである。

草の位置を探して配水管に引っかかり転倒した羊もいた。

気が向いたらメェー、メェーと鳴く。しばらく沈黙が続いた後に思い出した様に、一頭が鳴き始めると続いてメェー、メェーだ。みんな忘れていたらしい。
食べながら、糞もする。

私は、やっぱりバカだ、と日陰で休憩しながら心の底から思った。滑稽すぎる。
愛らしい顔ですら、間抜けに思えてきた。
私が一日中食べている姿が羊の様か、これは気をつけなければと本気で思った。

しかし、上記の様な事をふまえ、羊になりたいと発した友人がいる。
私の中ではあり得なかったが、その友人はこう続けた。
「人にバカと言われようが、その事に気付いていない羊は幸せである。そして今日も草を食べる。」と言うのだ。

確かにそうも考えられる。
人間の世界は、自分が人からどう見えているのか気にしたり、ちっゃな見栄を張ったり、疲れたりもする。
羊の様な素質が少しでもあればな、と少し思う様になった。

羊の事をバカにしてきたが、羊毛や羊肉等、提供してもらっているものは多いではないか。
羊についてかなり興味が湧いて来たのと同時に愛着すら出てきた。
とても、滑稽で笑ってしまう羊であるがが、2時間かけて羊に癒されたと言う事実もある。

疲れた時は涼しい六甲牧場へ出かけるのも良いと思う。
その際は是非、鳴くのを忘れた羊の群れに向かって「メェー、メェー(やや低めで)」と声をかけて欲しい。
そのとたん、鳴くのを忘れた羊達が、「メェー、メェー」と合唱してくれるであろう。

羊はバカなのか、あえての行動なのか、勉強不足の私にはまだ理解が出来ていない。
日本から帰ってくると、やっぱり『寒い』UK。
案の定、風邪。
一週間、寝込んだら、完治とともに天気も良好。
気温もグングン右肩上がりです。

夏=海。ということで、車を走らせ西海岸の街 Blackpool へ行ってきました。

$MA-MI SHAKE!!

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泳ぐには寒かった...。