来週はいくつか天文現象が続きます。


8/11 月と木星が接近
11日の深夜-12日未明にかけて木星が月のすぐそばまで接近します


8/12 ペルセウス座流星群
毎年恒例、8/12-13は三大流星群の一つのペルセウス座流星群です。
今年の活動ピークは12日の21時頃とか。
今年は新月間近の三日月なので月明かりによる影響も少なく、観測しやすそうです。
流星は全天で見られるので明け方までがんばって観測しますか?


8/14 金星食
金星は先日太陽の表面を横切る日面通過がみられたばかりですが、今度は金星が月に隠されます。
日本で金星食が見られるのは9年ぶりとか。
東京だと2:44に三日月の明るい側から月の浦に潜入し、50分後に月の暗い側から出てきます。
双眼鏡があるとわかりやすいです。


8/15 金星が西方最大離角
金星は地球より内側を回る惑星なのでいつも太陽の近くにあって上空で見ることはありません。
15日はこの太陽からもっとも離れて見える日です。
日の出1時間前で高度30度となるそうです。


8/16 水星が西方最大離角
 金星同様16日は水星が太陽からもっとも離れて見えます。
水星は金星よりさらに内側を回っているのでなかなか見ることができません。
この日も最大とはいえ日の出1時間前で高度5度です。
近くに細い三日月があるのでそれを目印に双眼鏡で探しましょう。
 
いろいろ連続して天文現象が起こってますが夏休み中なので夜更かし観測もふだんよりやりやすいかも。
やはり目玉は流星群や金星食かな。